4月に入り、天候は春の嵐が続き、ここ遠州灘も不安定な海況で、バイオリズムの波も大きい。そんな中、4月12日（日）、交流が有る「磐田OFC」のメンバーの開催するプチ大会に参加させて頂いた。なんでも個々の会員全員が磐田の住人で、しかも全員がイン〇・・。じゃなくて隣保と言うから凄い！投げ釣り愛好者が近所に5～6人揃っているなんて楽しいよなァ～。「OFC」とは？きっと「OYAJI・FURYOU・CLUB」だろうな？（※磐田市大久保フィッシングクラブの略）そんなメンバーにプラス5人での大会だった。

場所は鮫島海岸で5:30～スタートし、ルアーマンの大勢居る間に、評判の良いポイント、沖テトラ界隈に参加者は集まった。投げを繰り返すが私には中々ヒットしない。OFCメンバーが良型をヒット！今回は1尾の長寸勝負とあって、水を張ったバッカンに泳ぐ鱚が大きく見えた。
当たりがやっと来た。開始から2Hは経つだろうか？肌寒いなか1尾の鱚が嬉しかった。4色～6色の範囲のなかの当たりだが次第に遠のき、キャストに力が入る「ズキッッ！」完治していない左肩から肘にかけての激痛は走り、競技終了10:00前にリタイアとなった。

週が明け痛みはあるものの天候も優れず、暫し仕掛け作りなどして過ごす。そんな折、釣友からのお誘いで「前浜ダメだけど浜名湖いいよ」っと言う事で、16日（木）、近場の投げが出来る、浜名湖界隈に出向いた。
8:30過ぎに現着し、強い西風に防寒着が必要な寒さの中仕掛けをセットする。友人は8尾程キープしていて中には20cmオーバーも居る。楽しみだ。潮の流れに浜名湖特有の流れ藻が邪魔をするが、適度に当たる鱚の魚信が心地良く5尾の釣果に浜名湖を後にした。

4月19日（日）、いよいよ我クラブも行動開始です。一発目は恒例の「オープン戦」総会時の決定で「駒場海岸」開催が、ここにきてイシモチが出だし、釣竿の乱立で鱚釣りが危ぶまれる感じで、急遽「平松海岸」に変更されスタッフが動いた。
6:00～うす曇りの中6:30スタートした。下馬評通り、東の沖テトラ周りがベストとなり、殆んどが東へ移動。本部から近いエリアは足腰の弱い年寄りが攻めた。

私もその一人で「ここなら遠投しなくても・・」っと。早くも当たりをキャッチしたのか巻き上げる会員が17cmほどの鱚を見せつけプレッシャーを掛けて来る。私は皆より20～30分程経過したところでの釣り座に、その会員は「皆んな釣ったに！」「釣ってないのはアンタだけだに」っと念を押してきた・・。
ここは手前にテトラがあり、フグも多い所でポイントに依っては仕掛けはツル・ツルに成るほど猛攻撃にあってしまう。
フグを交わしながら3色をサビくと、8:40、当たりが来た。半信半疑で回収すると2連の鱚。フグなのか鱚なのか解らないほどフグが多く、4～5色の当たりはイシモチ君だ。この界隈で釣果を上げているのは金原会員で、すでに6尾だと言っていた。この会員、金原氏はエサの手配を私に頼んで来て「エサ無理だったら欠席だから・・」っとボヤキが入っていた会員だから参ってしまうよ！！
その後、私はポイントを移動を繰り返し2尾を追加して、傷む身体を労わりながら納竿とした。

この時期、鱚の活性が上がると遠州灘は一気に盛り上がり、何処もキャスターでいっぱいになる。現に「大草で出たよ！、福田で良い型出たよっ！」っと情報が飛び交う。
終了間際の俄雨にソワソワし、不手際があったかもしれないが、取りあえずして無事終了し、参加、協賛して頂いた皆さまに感謝いたします。

【釣人】	浜松多鱚会 鈴木康友 様
【日時】	4月12日（日曜日）／午前5時30分〜午前10時00分 4月16日（木曜日）／午前8時30分〜 4月19日（日曜日）／午前6時30分〜
【場所】	鮫島海岸（4月12日） 浜名湖（4月16日） 平松海岸（4月19日）
【釣果】	鱚1尾（4月12日） 鱚5尾（4月16日） 鱚4尾（4月19日）

オープン戦情報

【開催日】	4月19日（日曜日）
【月例会場】	平松海岸
【参加者数】	38名
【競技内容】	最多尾数、大物、他魚

【最多尾数】

枠名	名前	総尾数	所属クラブ
優勝	清水　浩之	12尾	静岡のんき会
2位	石黒　博士	10尾	HDサーフ
3位	植田　明房	10尾	遊鱚会
4位	水野　正太郎	8尾	多鱚会FC
5位	金原　廣巳	7尾	多鱚会FC
5位	水野　登美子	7尾	多鱚会FC

（同数：受付順）

【鱚の大物】

名前	大きさ（cm）	所属クラブ
山下　光男	20.5cm	磐田OFC

【他魚】

名前	魚種/サイズ	所属クラブ
植田　明房遊鱚会	イシモチ/29.2cm	遊鱚会

釣果	総釣り数145尾

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。