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鱸が鱚を釣る!~第73回~

  • 投げ釣りクラブ情報

このシリーズは「例会・大会」等の記事の連載投稿で始めたが、今年に入っての新型コロナ感染の影響で、メーカー大会はもとより我クラブ例会も全て中止決定であり、このまま年越しは心もとなく、「来年度に向けて何かアクションを起こさないと・・」ッとの思いがあり、10月のクラブ内での顔合わせ「懇親大会」の開催に次いで、今大会開催となりました。

例年、例会の枠内成績上位者6~7名の選抜選手とそのノミネートに漏れた・・いわゆる「ヤッキリ」した会員と一般者を含めた大会「kisu・derby/ヤッキリ大会」が12月の恒例大会(年度末最後の大会)でした。

「ここまで我慢したからやろうゼ!」「安全配慮して行えばいいらァ」っと言う盛り上がりと、一抹の不安が交差しながらの親睦大会開催で有った。
10月のプチ大会後に着々と準備を進め、11月下旬には70名程の参加希望が有り、参加者の多さに嬉しい半面、不安がここでも交差。12月6日の締切程近く、徐々に「体調が・・」、「仕事が入って・・」「○○○が心配でさァ・・」っと不参加表明者の連絡が入ってくる。この今の社会現象を鑑みれば「絶対来いっ!!」っとは言えないし、仕事あっての趣味だからね。そんな観点から参加者賞品1点持ち寄り参加でトラブル回避であった。
1人1点に加え「篭定釣具店様、竹内釣具店様、エサ・ひろ様」そして有志様からのご厚情で、賞品盛りだくさんで大会に花を添えて頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。「誠に有り難うございました」。大会終了1週間以上の時間経過をしておりますが宜しくお願いします。

さて、暗い5:00過ぎ、クラブ員の集合に準備を進めていると、「受付はまだ・・」っと早々に慌ただしくなって来た。準備をする者、受付対応する者、駐車スペース確保誘導する者・・あッと言う間に、暗い顔がはっきり見えて確認が出来る時間帯になって来た。とは言え「マスクとフード被って判らんよ」「久し振りだねェ・・元気け・・」、お互いの挨拶と久し振りの顔合わせに自然と笑みがこぼれている。「体調壊したけれどこの日に体調管理して来たよ」っと、お涙ポロポロするほど嬉しい挨拶だよ。各自、検温を済ませ、マスク着用で本大会に臨み、競技定刻時間より0.5h程早く受付が終了し、「早くスタートしろよ」っと、言わんばかりに出来たのは何故か?スタッフの段取りも良かったのに加え、参加者皆んな今年はイベント大会は尽く中止になりストレス溜まって居て、鱚釣り大会が好きなんだよね?やりたいんだよね・・?

競技説明を行い、そんな鱚師の参加者57名が中田島海岸一帯に陣取った。東は1番テトラ界隈、西側は聞くところに依ると米津海岸手前とか・・?今日の状況は12月13日(日)、中潮で満潮が5:04で干潮は10:42である。週間天気予報では雨/曇りであったが、さほどに気になる程の風は無い西風である。一番の気がかりは鱚の居場所である。昨日は数名が下見を兼ねての釣行した様であり、大会準備をしている私の所にも東のテトラより西側の3番テトラ以西が「良いよ、明日は・・」っと、口を揃えて言う情報が画像入りで飛び込んで来ていた。果たして結果は・・・?

参加者、スタッフ全員が釣り場に向かった所で、私は釣り竿の替わりにカメラを持って防潮堤を登り切った。西風微風ではあるが支障はなさそうな感じであるがやはり肌寒い。波は無く穏やかであり、見渡すと下馬評通り3番テトラ西側に集まり、反対方向は多分ルアー・マンであろう・・?先ず正面から様子を見に浜に出て参加者の様子を伺った。「今ン所・・ピンだけど2尾掛けたよ」「隣は良い型が入ってるよ」「2色手前、河豚もいるけど・・」っと、鱚を見て安堵して居る自分がいた。

東の1番テトラを攻める参加者に、「河口寄りに誰か居る・・?」っと尋ねると、「いや、誰もこっちには来ないよ、俺1人」「向こうはルアーだけ」
その言葉ですかさず引き返した。「ところで鱚は・・?」「4~5尾かな」「おおっ・いいねェ・・」同じ砂浜ルートを戻り話をしたり、カメラに収めたりファインダーから覗く景色を切り取ると、鱚に対する情熱と楽しさが伝わって来る。世間話をしながらやっと西側3番テトラ界隈にやって来た頃には、足がパンパンで釣りより疲れる自分が居た。未だその向こうに参加者は居る様である。「どうこのポイントは?」「型いいよ、今5尾かな」「向こうはどう・・?」「同じ位かな」っと、皆んな真剣!

終了時間まで後1.0hの所で本部に戻り、審査準備をして検量を待つ。「4つだよ・・西に行ってハマったよ・・!」っと、嘆きの言葉に「やっぱ東かァ・・」と、西側に入った参加者達は肩が落ちている感じだが表情は笑顔だった。徐々に検量が進み、掲示される数字に驚きと落胆が入り混じるが「今日は親睦だからさ」「楽しかったし・」との言葉にその場が和んだ。今回は大会の主旨である親睦会と言う事で、朝の受付時に配布したNoカードのランダム数字を5人一組(5・Players 鱚)と題し団体戦を組んでみた。「誰よ・・アイツは?」「あの○○・・怖モテだなァ・・」「ヤバいな足引っ張ったらさァ・・」っと囁かれて居たが、主催者はそんな事はお構いなしに行ってみた。結果、決定した枠内での大喧嘩もなく結構評判で楽しさ倍増だった。むしろ和気合いあいのムードが漂っていた。

今回、冒頭記たようにコロナ感染が心配で開催も危ぶまれていたが、何とか今、こうして無事に終了出来た事は大会開催に対して、バックアップして頂いた各釣具店様、クラブ員スタッフ始め参加者全員の協力が有っての事と感謝致します。また今回、ドローンを持ち込んでの参加者がおりまして「ドローン撮影しますよ・・」っと言う事であり、釣り以外の時間帯に依頼をしました。お陰さまで何時もと違う画像が撮れました。本来ならば57名全員の方に「顔合わせやスナップ撮影」とまでは及びませんでした事、至らぬ所も有ったかと存じますが、この場をお借りしてお詫びと御礼を申し上げます。参加者様、有り難う・お疲れ様でした。そして・・・「鱚に感謝」。

コロナ終息を願いつつ、また、皆さまの健康と安全を祈願するとともに来る2021年良い年に成る事を期待したいと思います。

  • 皆んな・・!!「どこ 見てんのよォ~~っ!?」「何だァあの飛翔体は・・!?・JAXA?」・・・ドローン撮影だよ!皆んな・・!!「どこ 見てんのよォ~~っ!?」
    「何だァあの飛翔体は・・!?・JAXA?」・・・ドローン撮影だよ!

今年も応援並びにご支援有り難うございました。
来年度も「篭定釣具店」はじめ浜松・多鱚会F・Cもどうぞ宜しく!


親睦大会結果

  • 日時
  • 2020年12月13日(日曜日)
  • 天気
  • 晴れ・朝のうち西風微風
  • 潮時間
  • 中潮/干潮 10時42分
  • 大会会場
  • 中田島海岸一帯(時間内帰着条件)
  • 本部
  • 白羽町・保全林駐車場
  • 参加
  • 賞品(¥1000)1点持込み(当日飛び入りOK)
  • 参加者数
  • 57名
  • 競技時間
  • 7時~11時(本部着)
総鱚数
  • キス246尾/ 平均4.3尾/人
5鱚団体戦
  • 1位~8枠(32尾)、2位~11枠(29尾)、3位~9枠(28尾)

個人成績

  • 順位
  • 名前
  • 尾数
  • 優勝
  • 田部 民夫
  • 15
  • 2位
  • 森田 次郎
  • 10
  • 3位
  • 伊藤 栄三
  • 10
  • 4位
  • 小栗 孝
  • 9
  • 5位
  • 井向 丞治
  • 9
  • 6位
  • 加藤 峰樹
  • 8
  • 7位
  • 山田 直樹
  • 8
  • 8位
  • 鈴木 正数
  • 8
  • 9位
  • 右高 久稔
  • 8
  • 10位
  • 金子 康宏
  • 8

※同数は審査カードNo順

大物賞
  • 田部 民夫 / 19.9cm
当日賞
  • 山本 佳和
B・B賞
  • 杉山 澄雄

【大会会場】中田島海岸

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

2020年12月23日

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