鱸が鱚を釣る！～第82回～

• 投げ釣りクラブ情報

8月も終盤の暇な1日・・今日（8月22日）は、朝釣りに出掛けたのだが鱚が居ない。遠州灘がまた寂しくなり、釣り撤収してこの時間を過ごしている。ここ最近これと言った釣果もなく、今回、7月25日～8月22日の今日までのダメ記事をズラズラと書くつもりです。この間の釣行は9日間ですが、台風や低気圧の影響が無く、鱚の活性が高ければ倍の釣行や、倍の鱚に出会えたかと思います。こんな釣れない地元を見捨て、日本海や伊勢方面、または知多半島に足を延ばせばとも思いますが・・・そんな貧果情報を最後まで読んで下さいね。

7月25日（月）、前日の例会が好調だったので篠原海岸に出向き6：30～12：00迄粘り31尾をキープして、この状況がもう少し続くかと思われたが長続きせずに8月に入り、夏休みで多少の家族サービスで釣りを断念した。

• 7月25日（月）篠原海岸にて31尾

8月7日（日）、兼ねてからお誘いを受けていた大会（静岡投げ釣り連盟・東部地区親睦会）にクラブ員の4人エントリーしてあるので参戦して来た。開催場所は富士川河口左側の五貫島海岸である。私を先頭に1：00～我が家を出て、今回のドライバーメンバー待ち合わせ、その後、各メンバーを迎え磐田IC～清水ICを飛ばした。今回の参戦メンバーの若者は、初めての釣り場でもありワクワク気分の様であり、車中は釣り談義で盛り上がり、受付時間5：00が早目の到着であった。ここに来るのは数十年振りではなかろうか。久し降りに会う東部の釣り仲間、皆さん元気そうであり情報を聞くと「今日は釣れるよ、昨日は喰ったからさァ・・」と怪しい返事に、情報の定番ポイントの本部より西に4人向かった。時間が過ぎるが一向に鱚の姿が廻りを見渡しても確認出来ない。そんな時、名だたるトップキャスターが4連を披露。続いて内のメンバーが3連、若者も１尾、残った年寄り2人にシグナルは無く9：00タイムアップ。結果、重量審査でキャバ男が4尾4位で、初めての釣り場で3尾掛けたJIROちゃんが10位の好成績だった。
2人年寄りは凸撃沈だった。「昨日は釣れたんだけどなァ・・・」激渋大会終了。

• 富士山バックに五貫島海岸にて（東部地区親睦）
• キャバ男の3連鱚・・（結果4尾にて重量4位）
• JIROちゃんの初釣り場での鱚・・（結果3尾にて重量10位）

8日（月）、昨日の激渋でエサは（高価な〇ロ〇）ふんだんに余り、大倉戸海岸や潮見坂海岸を攻めて見るものの、ツ抜けが出来るか出来ないかの釣果で場所やポイントに依って、日に依ってムラがあり「鮫島で90出た」「大倉戸で良型」情報があるが、情報に振り回されて空回り状態だ。

8日に走りまわって5尾、9日に篠原で15尾、10日は翻弄されてドライブ状態で3尾。11日には「今日はいいだろう・・」っと、大倉戸界隈を攻めるがヒイラギ連掛け、そんな時連絡が入り「中田島で喰ってる見たいだよ・・」っと言うので台風8号の影響も出だした状況下、ダメ元で中田島海岸に向かい2～3番テトラ中央に釣り座した。3番テトラが良いと言うものの時間とサーファーが多くこのポイントを攻めた。いきなり2色で3連、3連と続き「早く来ればなァ・・」ッと、独り言をブツブツ言っても後の祭りッて云うか、めぐりあわせが悪すぎた1日だった。12尾で下げ潮の干潮11：35手前時刻、浅くなり鱚の当たりが途絶え10：30撤収した。この日朝から攻めた知人は良型40尾程キープして居たようだ。ここ最近この中田島海岸は、攻める鱚師は少なかった様で捨てがたい、侮れないポイント中田島海岸である。

19日（金）、21日の例会も控えている事も有り、海に出掛け数か所の調査をしてみるが、実釣や入電からも良い情報は無く、途中で釣友と合流し中田島テトラ界隈を攻めてみた。結果、釣友が4尾鱚。私には5尾河豚。時折テトラに被る大波でも少し深みや、静かな所を見つければ鱚はいることに納得してこの日も凸で撤収。

• 9日（火）期待外れの15尾鱚とヘダイ・・・篠原海岸
• 10日（水）の釣果3尾の1姫鱚
• 11日（木）中田島海岸での1投目の3連にビックリ仰天
• 篭定SPピンクに飛びついた綺麗な鱚姫様にウットリ・・・
• 11日・中田島海岸での12尾

ここ最近の私は的が外れている気がする。釣れる気がしない・・悩んでます。 そんな不安の中、的中した事が起きた。下見と会員達の調査をした情報を元に、幹事の決定権で今回も例会開催場所は前回好調だった「篠原海岸」に決定した。幹事の強気の判断。「最近例会調子いいから大丈夫さ」っと、前日迄まさかの事態になるとは本人や会員達は知る余地もない。お天気マップでは曇り時雨予報で6：00集合。しかし、雲行きが怪しく、時間経過と共に徐々に雨足が激しくなるが参加者は既に雨具セット、釣り竿セットでヤル気満マン状態であった。そこに追い打ちを掛ける予報が発令「雷雨注意報発令」だ！！「どうする？三役で決めてくれ！」っと、荒々しく声が飛んだ。「今日は安全第一と考え中止とする」っと判断し、苦渋の決断を下した。伝導性が高い今の釣具に飛来しては釣り所の事では済まないし、ましてゲスト参加の参加者を含め22名の安全を第一に考えての行動に動揺も有り、納得もして頂いた。今日の例会に準備万端で臨んでくれた幹事、遠方からのゲスト参加、そしてメロン・スイカ・桃などを揃えて頂いた会員には正直申し訳ない気持ちで有った。今回、まさかの事態でしたが、ジャンケン大会、参加賞の配布でまれにみる大会は終了した。今回の「鱸が・・・」シリーズ、まさかの「鈴木が例会中止」報告をするなんて思いも依りませんでした。未だ暑い日も有る中での熱中症やコロナ感染、濃厚接触者などに依る隔離対策、身近に感じる様になって来た様に感じます。お互い気をつけて今後の秋に向かっての鱚爆釣を期待したいですね。

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

• 情報提供：浜松多鱚会の鈴木様
• 関連情報：浜松多鱚会日誌