鱸が鱚を釣る！～第76回～

• 投げ釣りクラブ情報

投げ釣りファンの皆さん、Kisu crazy　の皆さんこんにちは・。久し振りです。
今日までの期間コロナ感染症によって自由な行動が出来ないで気持も落ち込んで居た。釣りの世界にも少なからず悪影響を及ぼしたのか計り知れない日々でしたね。また、ここに来ても日に日に変異株で未だに落ち着かず「感染ゼロ」とまで行かず完全かつ安心できる環境になく継続して安心安全の気持ちを各自意識を持って注意した行動で行きたいものです。未だ今後の予測のつかない状況の今年1月に「今年の活動はどうしようか・・・？」っと役員に連絡を取り、開催方向が多数であり役員会を開催した。今期のクラブ活動日程を決定し3月27日（日）2022年度のクラブ総会を開催した。総会当日見られない面子が挨拶して来た「おはようございます、入部します・・」っと、4人が並んで立っていた。「入部したい方が居るよ」っと薄々耳には入っては居たが本日いきなり4人とゲストが出席してくれるとはビックリ・・っと、「書類用意できてないよ・・」っと嬉しい悲鳴があがった。
一緒に鱚を追いかけて来た会員の中に仕事の関係、身体不調などで今期で退部する会員とのお別れは寂しい限りではあるが時代の流れ、新旧交代もいた仕方ないものであります。
久し降りの顔合わせに皆んなコロナ禍中、健康に留意していた様子で元気そのものである。

総会後の日々は春とは言え海況は肌寒い日々が続き鱚の便りは「鱚の顔見る程度だよ」「数回凸喰らってるよ・・」っと冴えない情報ばかりである中、徐々にメーカー大会の開催情報が飛び交い「〇〇予選出るぜ！」っと俄に騒ぎだしてきた。大会に出る出ないはともかく鱚釣り、投げ釣りが思う存分出来る可能性に楽しさ、喜びを感じる。でも現状この時期肝心の鱚は相変わらずの空情報が続き一抹の不安もある。例会日も迫り、何故かソワソワ感が湧いてくるのは私だけか？今期は4人の新人も加わりクラブ規約等一部改定しての今日の幹事が定めた場所は「舞阪海岸」である。駐車場や決定場所に問題は無いが鱚が居るか居ないかは腕次第と言った所だ。4月24日（日）今期第1回目の例会は生憎の雨の中の開催は記憶が無い程珍しい。年間の大漁と安全を祈願して6：00現地集合6：30～11：00竿納して検量11：15の説明後、幹事の号令に依りスタートした。広い太平洋の御前崎から伊良湖方面の鱚は今一状態のようであり、今日のこの地の開催は納得だ。各自思い思いのポイントに散るが正面と左側、浜名湖今切方向の昨年のＡ級ポイントに人気は高い様だ。高い防潮堤からの眺めは良く観察でき、この日は小潮の7：09が干潮止りである。出遅れの私は正面の深みのある気配のポイント、サーファーの集まる右を選択した。7：00～私がタックル準備をして居ると早くも1尾の鱚を掛けた会員を目にした。「居るねェ・・」「5色手前かなァ・・河豚も同居だけど」っと苦笑いの「笑うセールスマン」いや「苦笑いの鱚釣りマン」でした。「ガガカァ～～～～っ！！」

• 上は鱚みたいだけど下の同じ体型は何よ・・・？

2ショットを納め、久し降りの第1投を5.5色付近着水。活性も低くのんびりとサビキをすると隣の会員にも当たりが入った様で「何色？」「5色かなァ・・」同じようなポイントに着水しサビくが中々乗っては来ない時間が続く、先程まで小降り状態の雨も次第にホン降りとなり雨具の出番となり、濡れ手にリール持ち手が滑り「ああァァァ・・」やってしまったァ・・・形状記憶天秤・27海草発砲オモリ・篭定・ちから糸が｛サヨォ～ウナラ・サヨォナラ・・♪｝っと別れを告げた。気を取り戻すよりこんな天候で、この状況下に気持ちが抜けてしまい慌てることなくセット完了し再スタートした。昨日までの状況は海の収まりには適している西風が強く吹き付けた様で波も高く崩れ波、濁りも有って心配されたが今日は一変して比較的穏やかな海で安堵した。

• やるじゃないの・・「5色手前かなァ当たったのは・・」
• 左のポイントはどうだったの？「チビだけど1尾掛けたよ・・」

開き直り半分諦めモードの竿に当たりらしき「コツ」鱚の当たりにしては何となく微妙であり、隣でヒイラギや河豚を見ているだけに半信半疑の回収に鱚が掛かって居た。それから何故かやる気が出てしまった。釣れる釣れないの差は歴然である。気持ちを大きく左右する鱚の力はすごいよね！！続いての2連掛け鱚に自分の中で「よしっ！今日は貰ったぞ！」っと自己暗示を掛けていた。そんな中、〇〇会の会長がひょっこり顔をのぞかせて来た「何っ？こんな雨の中・・」「うち例会雨で中止して暇だから偵察に・・」っと暇そうな会長の話し相手にマッタリ気分で5色～3色入った所までサビくと「当りが来たっすよ・・！」
1尾追加して時計を確認、未だ出来そうな時間を見計らって投げ込み回収すると5尾目の鱚が掛かって来た。当然当たりは取って居ましたよ。10：45～納竿をして本部に戻り、今日の幹事が待つ計量に鱚を提示すると「誰っ？この鱚は・・？」朝一、1～2ｈ位一緒に隣で投げていた幹事Sさんで余りの当たりの無さでSさんはシビレを切らせ西側に足早に移動した。私は今回の釣り場は何処も同じ状況下と判断して一ヶ所に留まっての釣果だった。早い話し（移動に躊躇して居いたが正解かなァ）「鱚は足で釣る」とは言うが今日は其のジンクスは私には通用しなかったのである。そんな朝の会話が「今日はヤル気が無いなァとか言っていたくせに・・」っと私の2冠獲得が気に入らない様子で顔を見上げてガン見して来た。

• 半身半疑の当たりが本命の鱚に安堵した瞬間である。
• この状況2連鱚に気分最高Maxにマスクがズレた瞬間画像だ！
• 本日2尾長寸優勝の若者は⑧色出たよ・・っと鼻息荒らし・A・R・A・S・H・I

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

• 情報提供：浜松多鱚会の鈴木様
• 関連情報：浜松多鱚会日誌