投げ釣りファンの皆様、いつもお世話になっております。篭定釣具店店主の寺田弘孝です。
10月27日(火曜日)は、風も弱く、穏やかな秋晴れの一日になりました。さて、浜松前浜では、10月24日(土曜日)からスタートしました「キス爆釣」も昨日で4日目となりました。さらに28日(水曜日)も、朝から浜松前浜各所よりキス入れ喰いの連絡が入りました。ついに5日連続の「キス爆釣」です!!
他、浜名湖以西、愛知県方面へキス爆釣の範囲も拡大しておりますし、太田川以東の海岸へもキス爆釣の範囲は拡大しております。
せっかくのキス爆釣です。篭定釣具店のオリジナル商品で実際に釣りをして、そのポテンシャルの高さを証明しつつ、その使い方であったりを投げ釣りファンに見ていただこうと思いました。
27日の7時には、中田島海岸の堤防上を西に向かい歩きました。もはや釣り人がたくさん並んでいましたので、釣り人が少なくなる所まで歩き、波の状態、砂浜の形状を確認しながら釣り座を決めます。
釣り座から西に向かって50m程、砂浜が大きく張り出している先端からみれば、なだらかなワンドの西寄りに釣り座したわけですが、砂浜の先端付近には、白波の立つ瀬が近く、その瀬が東に向かって広がり、釣り座の正面にある瀬は3.5色(力糸はカウントせずに約90m)付近に確認できました。
榛村様の1投目は、4.5色付近に投げて、じっくりと仕掛をサビキます。海底の起伏、海底の硬さを確認しながらサビクわけですが、天秤とオモリはそのレーダー役になります。凄く敏感な天秤そしてオモリを使わないと、海底の様子は分かりません。榛村様は、ポイントが近く、多点鈎仕掛を使うという理由で、「爆釣天秤2ロングプラス」と「根木式海草ウッドシンカー27号」をチョイス、さらに仕掛は「必殺キス篭定スペシャルV 50本連結仕掛6号の8本鈎」で臨みます。リール糸が3.5色を過ぎると、キスのアタリが有り3連掛けでキスをゲットできました。
ただ、1匹のキスが2本の鈎を喰っていたので、「今日のキスは活性が高いぞ」、「サビキのスピードを少し早くしよう」と、2投目の調整です。さらに海底の状態は、「適度に起伏があり、硬からず柔らからず良い場所だ」と言ってました。
2投目は、やはり4.5色付近に投げて、3.5色まで早めにサビキ、3.5色に入ったら遅めにサビクのですが、1投目より明らかにリールのハンドルを回すのが速いです。そして無事に7連キス。しかし仕掛の一か所、キスがバナナ状態で絡んでいたので、3投目は、やはり4.5色付近に投げて、3.5色~2.5色に居るキスを高速巻き上げで見事に綺麗にパーフェクト、8連キスです。本日のキス釣りパターンが分かった榛村様は速い速い、釣り始めて2時間ほどでキス70匹程をゲットです。
今回のキス投げ釣りのレーダー役になります、重要な天秤とオモリは「爆釣天秤1標準プラス」と「根木式爆釣フロートシンカー23号」をチョイス、さらに仕掛は「必殺キス篭定スペシャルV 50本連結仕掛6号の5本鈎」で臨みます。
「爆釣天秤プラスシリーズ」と「根木式爆釣フロートシンカーシリーズ」の組み合わせでの基本的な使用方法は、「根木式爆釣フロートシンカー」は復元能力が非常に高いので、ポイントに来たら、道糸を緩めたり張ったりして誘いを掛けます。アタリがきたら、道糸を緩めてみる。・・・キスが引っ張る力で竿先が少し曲がる程度にすると、最初に掛かったキスが仕掛を引き、更に誘いになります。(誘いの時間が長過ぎると、仕掛は絡みバナナ状態になりますので、気を付けて下さい。)・・・この動作を違うポイントであと1~2回繰り返すと、キスの活性が悪い時には非常に効果的でありますという説明でした。
ただ、今回のキスは非常に活性が高くて、上記の誘いはほとんど不要となり、リーリングのスピード調整のみでしっかり対応しておりました。根木様の釣り座と榛村様の釣り座は20mほど距離があり、根木様の釣り座は、明らかに中盤からキスが薄くなったようですが、あえて榛村様にくっつかず、仲間とのポイントの潰し合いを避けたのが、キスの釣果に違いが出た原因でした。
最後に、篭定釣具店オリジナルガイド7点セットと篭定釣具店オリジナル青スプールとの組み合わせで
ライントラブルは皆無でスムーズな投げ釣りができたことも報告させていただきます。
昨日は、穏やかな秋晴れとなり、キスも大漁で無事に撮影を終了することができました。
根木様、榛村様、スタッフのグリーンバックスタジオ様、今回はご協力いただきまして、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。そしてお疲れ様でした。
2020年10月29日