鱸が鱚を釣る！～第72回～

• 投げ釣りクラブ情報

2020年1月3日のお正月の「First・鱚」大会以来の大会と名の付く鱚釣りであり、このシリーズ10ヶ月振りである。プライベートと大会記事を分けての投稿で有るが、何の変わりもないけどね・・・。「今年はやるゾ・・！」っと気合いを入れ、例会やイベント大会参加計画を各自もって、標準を合わせて居た矢先の新型コロナ感染猛威に依り、我クラブ活動も他県者の会員が在籍して居る事もあり今期全ての活動を中止した。

未だに終息している訳ではないが、このまま2020年を越してしまうには寂しく、2月の総会以来会員との交流も一部のみで有り、新人会員もそれ以来である寂しさ・・。「釣り会を開催してみようか・・」っと、幹事で決定し今回の「プチ大会及び懇親会」の計画を立て、当初9月開催で有ったがコロナと猛暑、残暑に遮られ今日、10月25日に至った。

当日6：00集合6：30スタートで有るが、半年ぶりに合わせる会員達の顔「オイ元気だったけ・・！」「変わりないが身体が重いよ・・」「それって体重が増えただけでしょ・・？」っと、「オイ！マスク必着だよ！」「今日の体調はどうよ？」検温して受付完了。久し振りの仲間との雑談と笑顔の中にも、感染防止の注意をするに越したことは無い今のこの現状に、皆納得し協力してくれた。

「やっぱいいよネ仲間は・・」。7：00～簡単な競技説明をし、参加者思い思いのポイントに繰り出して行った。私と副会長はその後30分～遅れで釣り場に向かい防潮堤に上がるが、西風がブン・ブン吹き付け体感温度は真冬に近く、海は濁りが付き東に波打つ状況だ。しかし、昨日もこんな状況でも鱚の活性が高かった様で、参加者は期待に膨らんで居た。既にメンバーは遠くに見え、私は早上がりで有る事から正面で実釣する。2番テトラの手前をサビくが、豆河豚の中にピン鱚が1～2尾。面白くないが風の中出る糸は5色・・イイ当たりが有り良型だ。そこに、馬込川から1番～2番のテトラ間を攻めて居ただろう水野会員が、ニヤけた顔つきで近付いて来た。見てくれ！っと、言わんばかりにバッカンからはみ出した尾が見える。ヒラメだ。60cmオーバーの良型だ。「1.7幹糸に0.5ハリス・・」波に乗せての取り込みゲット。「ルアーマンが怒ったら・・」「悪顔してたよ」　私もそのヒラメを見て悪顔になった。

そんな中10：00前、弁当の配達が来る頃で有り、ここでタイムUPし駐車場に着くと、11：30着予定の弁当が10：30に来ており、早目の帰還が良いのか悪いのか・・・。表彰の段取りを副会長とでセットし、11：00現着のメンバーが戻ると、一杯の鱚で有り啞然とした。今日は「プチ大会・懇親会」とは言へ、皆気合い十分であった様だ。いくら私が早上がりしたとはいへ、検量に持ち込む鱚の大差なのに・・気持ちが沈んでしまったです。3番テトラ依り右、600～800ｍ位のポイントに鱚の群れが有った様で、反対の左方向は遠投有利である。私の正面は鱚が薄かった、って言うより居なかった。続々と帰還し、型、数に満足な顔で溢れていた。

今回のプチ大会は、会員だけのささやかな顔合わせ大会でもありましたが、賛同して協力して頂いた「エサ・ひろ」様「竹内釣具店」様や会員からの差入れも有り、景品盛りだくさんであり、弁当を頬張りながらの表彰式に場は盛り上がって居た。そして今期で脱会する加藤副会長、そして事務局担当の大井川の両会員の挨拶に、「長い間有り難うございました。お疲れ様でした」っと拍手で今までの大役を労った。皆な遅かれ早かれ訪れる老いや体調不良も、突然やって来るのも避けられないお年頃、「未だ若いもんにゃ負けられん・・」っと言う気持ちを持ち、何時までも鱚と共にいたい気持ちです。

• マスク・体調・・ヨシ！（2020年10月25日・中田島海岸）
• 見事なヒラメに終始ご満悦の水野会員（2020年10月25日・中田島海岸）
• いい型ばっかりじゃん・・どこまで行ったの？（2020年10月25日・中田島海岸）
• 副会長の加藤さん。「お疲れ様、有り難うございました。」（2020年10月25日・中田島海岸）
• 事務局・大井川さん・・有り難う、お疲れ様でした。（2020年10月25日・中田島海岸）
• プチ大会・懇親会の結果（※空白箇所：遅刻参加）

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

• 情報提供：浜松多鱚会の鈴木様
• 関連情報：浜松多鱚会日誌