今年の地元の海岸、取分けこの中田島海岸は鱚が寄りつかず、1月に天竜川以東の海岸の駒場が良く、初夏5月頃に喰い出したが後が続かず、8月一杯中田島では鱚の情報は全然入って来ない状態であり、9月に1度例会を行ってみたが貧果で、また暫らく中田島海岸で竿を出す事はなかった。その替わりに米津~篠原~舞阪と釣れ、10月中旬になっても釣れない状況に「篠原プール前がいいね」「釣れないから場所変更する?」と言う意見も出されていた。
しかし、案内状も出し、今になって変更も大変である事から、中田島の復調に期待するしかなかった。
昨日の下見の結果から、鱚は釣れるものの激渋大会が予想され、不安の中での受付が始まり、出発までスムーズに事が運んだ。1人のスタッフに留守を頼み、2人で釣りの様子を観に出掛けた。私は正面から選手を探し3番テトラ界隈まで行くが、米津方面にも大勢の参加者が居るのが確認出来、カメラから覗き込んで引き返した。話を聞きながらカメラを構えると意外と釣れている様子。「どう釣れてる?」「いま6尾かな・・」寒さもあるが、遠州特有の空っ風も今時点では強く無く、鱚も顔を見れて安堵して居る。
歩いて中田島海岸の観光客が良く訪れるエリア。ここは最近までゴロタ石が底にむき出しになって、鱚の当たりを取り、回収する際に石に挟まれて良く道糸・ハリスを切られてしまう厄介なポイントでもあった。そんなポイントであり、鱚情報も少なく、あえて攻める人は少なかった印象である。しかし、今日は鱚の活性が高く、砂地が戻ったような感じで「朝の内は5連、5連があったぜ!」っと、鼻息が荒い参加者もいた「昨日と前々違うよ・・」その声を聞いてまた安堵している自分が居た。しかし、場所に依ってこんなにも鱚の活性や鱚の型も違うものかと感心ってか、驚きを隠せない自分も居た。
鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
2022年12月15日