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鱸が鱚を釣る!~第88回~(Part 1)

  • 投げ釣りクラブ情報

12月10日の夜はやっぱり眠れなかったし、目覚めもAM3:00過ぎであったり、「ボ~っ」っとした感じであるが、即、スマホアプリの「TIDE GRAPH」のチェックをして天気の確認を済ませ、曇り予報ながら心配した雨も無く安心して起床する事が出来た。今日まで幹事スタッフと大会に向けての綿密な打ち合わせをして臨む訳であるが、「何か忘れて無い?」「アレは?」と、気持ちが焦って居る感じ。そもそも役員の中で「コロナ感染したので不参加です」「忙しくて不参加です」会員とて急遽な欠席もあり、その1ヶ月前の参加者は80名近かったのが、当日の参加者は65名になった。コロナ感染も最近は右肩上がりに増えて来て、そんな中での開催日の天気よりそちらの関係が心配だったのも確かであった。

当日の朝、4:00過ぎに現着したが既にスタッフ3~4人が準備に取り掛かっていた。意外と荷物が多く、寒さの中テキパキと進み一汗かく感じ。6:00集合と言うものの会員、一般参加者も徐々に集まり始め、6:20~辺りも明るくなり始めた頃には、鱚に闘志を燃やして止まない県内外の兵の殆んどが集結し始めた。受付時に審査カードをランダムに引いて頂いて、其のNOが団体戦の枠決めになり、1枠5名の合計で団体戦上位を決定する。しかし、冒頭記した当日の人数が減り、一般ヤッキリが59人となり、急遽ダービー選手の6名を空白の枠に入って頂いた。13枠×5名の65名がピッタリ枠パドックに収まった。ここでまた安堵した訳だ。お互い「誰よっ?」っと思いつつも、鱚に思いを馳せた他人同士でも親睦の言葉に文句は多分出てはいなかった感じ。6:30~挨拶、競技説明を済ませ、先ず1年のクラブ活動に於いてダービー出場権利を得た7名(1名欠席)の6名が、中田島海岸の鱚釣りの先陣を切って出発した。その後、一般参加者が我先に、西に東に、個々の目指したポイントに足早に行った。

  • ボチボチ参加者が来るよ「準備はいいかァ・・」ボチボチ参加者が来るよ「準備はいいかァ・・」
  • 幹事の競技説明幹事の競技説明
  • 幹事の競技説明幹事の競技説明

残った我々3人は、駐車場に置かれた参加者の持ち寄り賞品、有志からの品々、そして協賛して頂いたメーカーさんや釣具店様の協賛品への順位付けや各賞への振り分け。そんな中に、ギャラリーさん達が「何か有るんですか?」「釣り大会ですよっ!」「へぇ~っ、こんな時期にやるの?何が釣れるんですか?」「KISSだよ・鱚っ!!」「へぇ~~っ」釣りに興味は無さそうな感じであるが・・。最近はルアーに釣り人を取られてしまって鱚釣りがもっと、もっとメジャーになって欲しいと願う会話であった。

  • スタートした後の安堵感の2人スタートした後の安堵感の2人

落ち着いたから「正面からリハビリしながら様子を観に言って来るよ」っと、高い防潮堤から見渡すと西側の米津方面、東の馬込川河口方面、どちらもルアーやサーファーそして今日の参加者で渚は埋め尽くされている。「さて・・どっちから行こうかなァ?」「あんなに遠いんじゃ帰りは救急車だな」って事で、先ずはクラブ会員のダービー選手6人を探す事にした。今回のダービー選手の釣範囲は、3基あるテトラ1番~3番テトラ間と決められて居る。

だって、優勝賞金が掛っているから尚更だよね、「真剣勝負だ。」話し掛けたりすれば怒られるかなァ・・?所でその「ダービーッて何?」の問いかけに少し説明致しますね。年度初めの総会で、全会員(休部は除く)抽選を行い1枠4~5名で組み、5枠を作って前年度のシード権保持者の6名がこのダービー戦に臨む訳である。今期は新人会員が4名加入して頂いたので7名の戦いとなったのに大会当日1名の欠席で6名となった次第です。

  • 昨年の優勝シード権のTATENBARIさん「今日はヤバいなァ・寒いだよ」昨年の優勝シード権のTATENBARIさん「今日はヤバいなァ・寒いだよ」
  • ①枠の大物釣りに定評のあるSATOちゃん「良い型じゃない・・」①枠の大物釣りに定評のあるSATOちゃん「良い型じゃない・・」
  • ②枠の遠投派で面倒見のある麒麟さん「年寄りはゆっくりとね・・」②枠の遠投派で面倒見のある麒麟さん「年寄りはゆっくりとね・・」
  • ④枠のSASAちゃんは何時もHigh tension「何っ?余裕してるの」④枠のSASAちゃんは何時もHigh tension「何っ?余裕してるの」
  • ⑤枠のkouyatoufu君はいつも物静かに鱚に集中「どう?当ってる?」⑤枠のkouyatoufu君はいつも物静かに鱚に集中「どう?当ってる?」
  • 新人枠のJETさんは前浜の帝王「期待してるぞゥ・・」「勘弁してよゥ」新人枠のJETさんは前浜の帝王「期待してるぞゥ・・」「勘弁してよゥ」

8:30~9:30の間に選手の動向をチェックして居たが、選手達は決められた釣り範囲の中でそれぞれの釣りスタイルで鱚の居場所、鱚の当たりに集中して居た。「〇〇は釣れてるの」「向こうはどうなの?」「イヤァ・・・答えられません!!」と口を濁してその場を去った。

11:00競技終了で選手達も時間内に帰着して来た。結果的に②枠のSATOちゃんは終始3色手前を丁寧にサビキ1~2番テトラ間を攻め、20尾で今期のチャンプとなり来年度のダービー戦のシード権を獲得した。ここ数年のシード保持者のTATENBARIさんは、寒さと鱚に泣かされた形となった。また他の選手で1尾に泣いたMORIさん、優勝経験のあるkouyatoufu君、終始余裕のSASAちゃんは場所に惑わされて居た。場所と言えばJETさんは前日に下見をしたにも関わらず、今回は中田島鱚の居場所を最後まで見つける事が出来ず貧果で敗退。「ブラボー」とは行かなかった。実を言えば私も出たかった。釣りしている方が身体が楽だしね。クラブ結成1985年からいつしかこの大会、1995年頃から始まって「鱚・derby/ヤッキリ大会親睦会」となり今に至って居る。今年の成績結果はご覧の通りとなった。

  • 枠代表:選手名:例会回数/例会鱚数~決勝:順位(新人は8回例会)※上記挿絵はD社カレンダーを拝借致しました。枠代表:選手名:例会回数/例会鱚数~決勝:順位(新人は8回例会)
    ※上記挿絵はD社カレンダーを拝借致しました。

Part 2に続く

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

2022年12月14日

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