鱚.me please!!・・・vol.70

• 投げ釣りコラム
• 釣果情報

「暑い・・！」とにかく暑い日の連続ですね。まさかこんなに暑い日々が続くなんて思いもよらなかった今夏です。しかも「41.1℃の記録なんて！」、だから釣行は朝の日の出と共に投げ込み、8時、9時には撤収しないとそれこそ熱中症が心配である。しかしながら今期の前浜の鱚は、その日の潮の影響にもよるが意外と活性が悪く、「午後から喰ったヨ・・」っと、言う様に潮の干満で左右される。日中の暑さを避け、潮をチェックしての釣行になる。こんな中、平日釣り師、要するに現役引退した「年寄りサーフ・・」だから心配だよ。そんな自分もそうであるが「遠州の年寄り釣り師は頗る元気だ！」っと感じる。でも今のこの時期は「日よけ傘、多めの水分・・」っと、熱中症対策は万全にしてもらいたい。

8月19日～、連日の暑さにも関わらず鱚の動向が気になり、情報収集し手前で釣れている感じの「潮見坂海岸」に出向き、5：30～10：00迄に10尾程度で退散。この日は前浜の各所で20～30尾の鱚情報であり、浜松前浜の「小沢渡海岸」が一番喰いがあったようであり、今回も外れてしまった。情報に翻弄され、今では便利なツールがあり、簡単に情報がキャッチできる。

• 8月19日（水）10cm～19cm　潮見坂海岸の釣果

翌20日、釣れるはずの「小沢渡海岸」に6：00前に出向くが、前浜の一番の悩みが駐車場の確保である。防潮堤工事も終わり、ある程度の整備はされ数か所のスペースはあるものの数台程度。ルアー、サーファーとの共有で駐車にもタイミングがある。この日はタイミング良く空いたので、駐車し防潮堤を登り切ると数台のバイクにチャリ・・だ。車が少ないから釣り人もまばらかと思いきや・・でした。「これに限るね！」、車置いて堤防を越えて海岸に出向き、汗が流れ出て目に入り目薬状態。すでに「充電させてください～」状態だ。実釣6：30～9：00結果5尾。「昨日は良かったのになァ～」っと、いつものパターンで他の釣り仲間とおしゃべりタイムが続いて撤収。今日はやけに張り切って、鼻高じいさんの加藤会員は25尾の釣果。

此のところの鱚釣果の差をみてみると、「ピン・ポイント」のようである。飛距離の違いもあるが、個々にサビキ速度や仕掛けの違い等のスタイルがあり、数ｍのポイントのズレで連掛けしたり凸がある。鱚の居場所をいち早く見つけるかが釣果の差だ。
釣りは自然相手とは言え情報は釣果を伸ばす一つの要因。1日で変化してしまう事はあるが、私の腕の無さと情報に翻弄されている今の行動に呆れている次第だ。「東の○○海岸に行けば、西の○○海岸で爆してる・・」まるまる・もりもりの盛モリにしたいところだ。

• ピン混じりの6尾の貧果鱚　8月20日（木）17.5cm～（小沢渡海岸）

8月20日の午後～、トーナメンターのS水氏からLINEが入った。「2～3色で2.5ｈで48尾です」っと。場所は「〇さ川」だと？・・場所に見覚えのある地形にピンっと来た。過去に釣連盟にも所属していた頃には良く攻め、良い思いのある場所であるが即答できない自分が居た。寝付くまで考えた揚句の21日、3：26～、情報が届いて居るだろう笹田会員にLINEを入れたら即既読になった。4：56現着して、再度笹田会員にLINEを送り付けた。「majica 冗談だら・・？」っと返信が来た。6：30～、高速を飛ばして来たらしく、見上げるテトラ越しに、薄暗い中に真っ黒い顔が覗き、まさに彼だ。彼の「凄い行動力に2度ビックリ」であった。その間、鱚は2色に入ると当たりがくる。時に当たりが入るが、エサがきれいに取られたりでNO鱚である。掛かりが浅いのか喰いが甘いのか、当りの割には単発の鱚。

シグナルらしく4連のレギュラーサイズ。すると今回ナビの○水氏の連掛け７鱚を披露だ。その繰り返しに、朝の涼しさから一変した猛暑に当りも変化し、右にキャストして痛恨の根掛かりで0.6PEとおさらば。その後静岡方面から2名参加で狭い釣り場に5人であるが、交互にキャスト、回収をする事で回避できる。お互いの情報交換で時間は過ぎ、左右にポイントを振り分けるが、NOシグナルであり期待した釣果は望めずに撤収とした。事前の情報を元に釣行するが、台風災害でテトラ崩壊での沈み根掛かりゾーン。ゴミの溜まりはあり得るし、予期しないがこうしたトラブルは数釣りには致命傷である。数十年ぶりの久し振りの釣り場に楽しくもあり、不安もありでした。帰路途中に気になる海岸で数投するも・・・。
午後の暑さはまた格別でNo fish　だったよ！！

• 8月21日（金）　浜岡・佐倉海岸での20尾貧果
• 8月21日（金）　○水氏の7連鱚に「お見事・・です！」・・・本日の釣果45尾

• 情報提供：浜松多鱚会の鈴木様
• 関連情報：浜松多鱚会日誌