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鱸が鱚を釣る!~第77回~

  • 投げ釣りクラブ情報

いよいよ鱚シーズン突入ですかねェ・・ここ浜松遠州灘でもボチボチまとまった釣果が得られる様になって来た。とは言うものの、体の重い私はGWに入っての5月4日(水)、飛び交う情報を頼りに地元の海岸を訪れて見た。場所は倉松海岸「通称・一条前」、5:00~各ポイント釣り場の駐車スペースを確認しながら中田島海岸方向に東進しながら現着するが、この時間は満車状態でありたまたま1台が出たので安堵した。見かける車も1~2台良い所に確保。タックル準備して足取りの重い防潮堤を越えて海岸に出る。正面にSクラブの会長が鎮座して居たので、聞き込み調査すると直ぐにゲロを吐いた「実はきのうここで30位拾いました」「そうかァ・・!!」その場で逮捕する所だが、情報収集していると変装したM鱚師が現れた。その後も周囲2人に聞きこむとRサーフの投げ師マグナム45口径、いやREGNUMだった。また、Tクラブの会長の改造銃、いやEIZOU銃と攣るんでいた。しかも2人はナマリのたまを6~7色辺りまでの広い海原に乱射を繰り返し、鱚をクーラーに納めている。これは何かあると感じたが聞き出す前に本人から「内緒ですが実はきのう40超の釣果を・・・」っと、この時期にしてこの海岸ではとんでも無い情報を漏らした。この情報にここで私も必殺仕掛を出す事にした。1~2投して4色辺りで鱚の当たりをキャッチし、その後、移動しながら鱚を求めるが「パっ」としない釣果で有り、結局私は7尾であり、6:30~10:30撤収。帰り際に証拠となる鱚を1人の飛ばし屋から鱚ワイロとして没収した。釣れている鱚師達は20数尾の釣果を得ていた。やはり昨日に比べて「今日は静か過ぎる海況であり、昨日は西風が強く、少し風が吹いた方が荒喰いするのだろうか?」という疑念を持ちながら野暮用の業務と女房署長の待つ我が家に帰路した。

  • 先ずは3色辺りを彷徨う1尾鱚を確保!先ずは3色辺りを彷徨う1尾鱚を確保!
  • 情報に反した7鱚姫を逮捕したが署長はおかんむりだった!情報に反した7鱚姫を逮捕したが署長はおかんむりだった!

コロナ感染拡大に依って中止されて居たが、いよいよ今年2年振りに復活した各メーカーイベントの開催日が迫って来た。私は皮切りにD社キスマスターズ愛知にエントリーした。そんな久し降りの大会に少しワクワクってか、気持ちが湧いてくるよネ・・エントリーされた鱚師にはこの気持ち繋がるよネ!!そんな訳で会場となる堀切海岸を覗いてみる事にした。情報では「遠投しても、何処を探っても鱚は少ない、居ないよ、その代わりヒイラギ(ゼンメ)はいくらでも釣れるよ」っと、口を揃えての情報である。
地元や浜岡方面ではレギュラー・サイズ(14~17cm)が釣れるのに「堀切はピンサイズがヒイラギに混じって釣れてくる感じ・・」不安な気持ちで5月5日現着して、釣り場カルバート手前に入り10本針で挑むが微妙な当たりで明らかに外道の当たり。返す波に光る者はまさしく①②③・・ヒイラギのオンパレードだ。「参ったなァ・・」場所を変え、仕掛けを変えエサを変えての投入も、行列のできるヒイラギ釣りであるが、1尾の鱚に感動・安堵した。カルバートを越えて大岩手前に足を運ぶが、既に下見の意味が薄れ、気持ちとファイトが無くピンサイズ3尾で撤収する事にした。帰り際チェック出来なかったポイントにクラブ仲間が試投しているので連絡を入れて見ると「3色手前で型みれるよォ・・来なよっ!!」既に気持ちはダウンして「明日は本番だから帰るよォ」っと、良き情報を入手して「明日はヨロシク味方してね」っと、海岸に願いを込めて堀切を後にした。

  • 今年の堀切海岸での1尾鱚今年の堀切海岸での1尾鱚

5月6日(金)中潮 満潮 7:33~
大会当日の朝、受付が4:20~と言う事で、余裕を持って3:00~現着し仮眠する程の時間はなく、車中で時間をつぶし受付を待つと顔見知りのト―ナメンタ―が続々と集結。しかし今回は50名定員と少なく広い駐車場はガラ・ガラ。このコロナ配慮からの大会であるがこのシステムの方がお互いの間隔も空き、混雑もなく良い方向と感じた。W-8白ワッペンを曳き2次集合に今日のエントリー者50名弱が揃い各自スタートした。私は本部から西側エリアを選択した。地元のつわもの達の殆んども鱚の臭いを嗅ぎつけて居た。スタートして5色からサビキ、鱚が乗って3~4尾程先行した。場所に依ってはやはりヒイラギの嵐に巻き込まれ苦戦している状況が伺える。間隔も広くルアーに気を配り投入し小振り鱚8尾キープする事が出来た。1回戦の2Hを戦い検量に不安があるが、どうも定番のカルバートから大岩までの広範囲に鱚は薄かった様で、ピンながら138gで受付NO順で2位であり2回戦進出を決めた。2回戦上位6名の権利獲得と、久し降りのトーナメントに少し緊張も時間待ちに東寄りの風が肌寒い。1回戦と多少の距離間はあるものの、先程の場所に釣り座して、やはりT1-4号12本針にイソメ、青イソメで攻めるが、鱚と入れ替わりヒイラギの猛攻に時間ロスが続き悪戦苦闘の中、1尾がやっと掛かってくれた。そんな私を嘲笑うかのようにトップキャスター全国大会常連のSは「当たった・・」っと、回収すると5連鱚にこんな状況下で連掛は神技でしか無く啞然となった。その後近場の3色からのサビキで2色・・やっと鱚の当たりをキャッチし2連を掛けた。しかしその後は鳴かず飛ばずの結果で3尾TIME・UP。
本部迄の距離は足を砂に取られ、短時間決戦の中で疲労困憊と貧果に倒れそうであった。結果66g8位で権利獲得は成らず知人の優勝者に祝福を送った。彼曰く「4連・2連・2連で後は空とヒイラギだったよ」、「エサはねェ・・ゴールドだった」っと、終始笑みがこぼれて居た。次回に気持ちを切り替えようとしているが、悔しさと自分の腕の無さに涙が溢れて帰路に就いた。今回、久し降りのトーナメント大会参戦にコロナ禍とはいえ、D社の感染対策万全の開催に敬意を表し、個人的に成績は仕方ないが楽しめた大会に感謝致します。

  • 1回戦スタート前1回戦スタート前
  • 2回戦スタート前2回戦スタート前
  • 2回戦スタートホイッスル待ち2回戦スタートホイッスル待ち
  • 権利獲得メンバー6名権利獲得メンバー6名
  • 優勝者の満面の笑みが〇〇〇〇しい・・・!優勝者の満面の笑みが〇〇〇〇しい・・・!
  • 愛知大会Ⅰ予選1回戦成績(5月6日 堀切海岸)愛知大会Ⅰ予選1回戦成績(5月6日 堀切海岸)
  • 愛知大会Ⅰ予選2回戦成績(5月6日 堀切海岸)愛知大会Ⅰ予選2回戦成績(5月6日 堀切海岸)
  • 愛知大会Ⅱ予選2回戦成績(5月7日 堀切海岸)愛知大会Ⅱ予選2回戦成績(5月7日 堀切海岸)

今回のキスマスターズ愛知大会は5月6日から8日の3日間に分散開催されました。只でさえ貧果状況の堀切海岸で、天候も徐々に悪くなり、この3日間の大会で鱚の釣果は日に日に落ちていった。 因みに
初日の大会(6日・金曜日)1回戦での重量は1974g:2回戦では1100g
2日目大会(7日・土曜日)1回戦での重量は1240g:2回戦は521g
3日目の大会(8日・日曜日)は最悪だったようで1回戦終了後に連絡を受け参加者全員で1尾だったと言う情報が入った。(5月8日・8:54情報)
※鱚の重量であり尾数及び参加人数に関しては把握しておりません。3日目の大会結果については解って居る範囲での報告です。

※詳しくは、以下、ダイワさんのHPで確認してください。
http://www.daiwa-competition.com/m_kisu/

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

2022年5月13日

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