鱚.me please!!・・・vol.66

• 投げ釣りコラム
• 釣果情報

6月6日、釣り仲間と潮見坂に出掛けて「明日は日曜だし、混むよな！！」「じゃあ・・月曜日に集合はここだなっ！」っと言って別れた次の日曜日、つまり6月7日、遠州灘前浜はどこでも喰いが活発で、場所・ポイントに依っては束越え、平均60～80とか・・・？「それみろっ！鱚には日曜日はないだよ！」

そんな悔しい中、家族あっての趣味だから気持ちを抑えて8日、クラブメンバー4人で潮見坂道の駅に集合するが、駐車場が無く広い路肩スペースに4台止め、会員足早にポイントに入り「今日はどこでも釣れるよ！」っと、鼻息の荒い会員が居る。「誰？」っとは言わないが皆そう信じて、上げ潮の堀（通称：川）の2色に投げ込むが、当りは河豚の連。このポイント5尾の鱚だが「やってらんねェ」「前浜に戻るゼ！」っと、バイパスを走り2か所目の篠原海岸に入る。

「昨日あんだけ喰ってるだもんでどこでも喰うよ」っと大口叩いている。「誰よ？」っとは言わないが、期待を込めて8本針を投入すると明らかに河豚の当たり。「ドン・ドン」で見事5連河豚、仕掛けの針を消耗して撤収。

「どうしよう・・？」「俺は○○海岸に行ってみるよ」、「じゃ俺は中田島に行くよ」っと別れ私と3人は中田島海岸に入る。既に中田島で釣行して居る加藤会員に聞くと「今30尾位かな」っとの返信。
今日は歩き疲れで挙句の果てに高い防潮堤越え・・リハビリどころじゃない。しかし勝田会員の本領発揮で連掛けが続き40尾を越えた。私もどうにか30を越えた所で竿納した。同行の鈴木会員は少し粘り、「明日はここな」5：00集合。

• 11cm～17cm　キス31尾「移動3ヶ所の時間ロス釣果」（2020年6月8日・月曜日）

翌6月9日（火）5：00～、防潮堤から望む今日の中田島海岸は穏かで如何にも釣れそうな気配に、釣り人、ルアーマンは既に大勢居る。足早に防潮堤を歩く早朝の風が気持ちいいのに関わらず汗がにじみ出てくる。昨日のポイントには既にルアーマンがキャストしているが、挨拶を交わすと場所を譲ってくれ釣り座確保。1～2投した2色から鱚2尾と河豚2尾、続けてまた河豚・・「ハア・・、ヤバいなァ」っと、繰り返し投げ5尾の鱚をキープしたところで勝田会員、加藤会員がとうちゃこ！「何だァ、遅いじゃん」「今日は気合い十分エサ十分」だよ。

周囲には見覚えのある地元釣り人達が、バッカンに水を汲みに忙しそうだ。2～3色に魚影は濃そうであり、少し遠目のキャストでサビキをすると、鱚の心地良い当たりが伝わる。朝一の河豚は鱚に入れ替わり、中潮の満潮7：02～その前後の時間帯は空無し河豚無しのパラダイスが炸裂だ！

潮の時間の変化、ポイントの見極めの違いで数連～の5連～8連、最高9連である。濃いポイントにダイレクトに投入は避け、4色から当たりがあり仕掛けの絡み、鱚の暴れを回避しながら「4色で2尾3色で3尾2色で2尾・・」っと言うリズムでサビく。時に河豚で針が飛んだりするが、喰いがあらい時は仕掛け全てを交換しなくて針の補充でもいいし、エサは小さく丸くなって居る所だけを補充して、後はそのままでも十分行ける。でも、針先の摩耗と道糸、ハリスのチェックはすべきだ。仕掛けの絡みトラブルは時間ロスであるから、そんな時は早目に仕掛け交換して、手返し、無駄を最小限にする事で数は伸びてくる。「プライベートでそんな無気に成らんでも・・・」って思う節もあるが、意気揚々と釣りに出掛け、1尾が釣れなくて帰宅や侘しい思いの経験がある。この思いから、釣れる時に思い切りエンジョイしたいのは鱚師の欲望かも・・。さしずめここ最近の遠州灘海岸一帯の鱚情報は良好で、西は潮見坂～東は浜岡、地元前浜は今まで工事をして居たり規制がされていたりで、人の出入りが少なく荒れて居ないのであろうか？この時期6月にこれ程の爆釣は過去にあまり記憶がないように思う。

• 中田島海岸のキス連掛け（2020年6月9日・火曜日）
• 再び、中田島海岸のキス連掛け（2020年6月9日・火曜日）
• 勝田会員の6連鱚（2020年6月9日・火曜日・中田島海岸）
• 久し振りのキス大漁（13cm～19cmを130尾・・中田島海岸・2020年6月9日・火曜日）

• 情報提供：浜松多鱚会の鈴木様
• 関連情報：浜松多鱚会日誌