今回は2日間行われたメーカー大会参戦記を書いてみた。5月中旬の例会を終え、渥美半島一帯、特に大草辺りが良く、来る大会を前に感触をつかむ為釣行していた。そんな中、釣友から「17日大磯いかねェ～か！」っとお誘いがあった。基本、現地下見は当日惑わされる為余りしない主義であるが、今回初めて参戦する釣友が居ることもあり・・。
また、折角参戦するなら・・っと仲間6人と大磯に向かった。この時期の大磯は「遠投有利」かと思いきや4色以上には薄く、殆んどが3色手前である。しかも波口で有った。エリアで有ろうポイントを数か所探り、帰りの車中で意見交換をして帰路に就いた。

下見から１週間の間に低気圧の通過で各地の海は荒れ気味だったが、大会当日は最高の天気で海も穏か過ぎる位の条件だ。 5月24日（土）4:00～我クラブ員と、つわもの達の顔が続々と集結して大会スケジュールに沿って進行。
まず、抽選だ！本部センターに東をAブロック、西がBブロックとなり、私はゼッケン１４番A１４・B７・A30の3回戦を戦う事となった。今回、67人の参加者で3試合の勝ポイント上位が本戦参加出場権利を得る事が出来るのは10人だ！（当日不参加者があり9人となった）スタートは各ブロックNo若順から・・。

前回の下見結果で狙ったポイントに入るが鱚の当たりが小さく小振りなヤツばかりである。
1回戦4尾で43g、2回戦はBブロックで76g、昼食をはさんで3回戦を期待の薄いAブロックの30番スタート、目指すポイントは順位からして取れそうにない。まして足は攣り、パンパンになり釣り辛いの状況で放棄したいくらいだ。歳とともに体力の限界を感じていた。釣り所では無い状況だが最終戦であり「ヤルしかない」。根掛かりが少し心配の旗の範囲内いっぱいのエリアで戦う事にした。
スタートホイッスルと同時に投入する事数回、当りが出て安堵する。根周りであり良型が揃い最後の1投で2連があり結果138gで順位は上がるが大勢に影響はなく本部最終結果は惨敗だった。
優勝者は終始遠投で数、型を揃え断トツの1位である。権利獲得者のみなさん「おめでとう」我クラブ員もそれぞれに健闘したが残念な結果に終わった。悔しさをバネに大磯を後にした。

翌5月25日（日）Gメーカ―が地元福田にて地区大会を開催し懲りずに参戦である。
このところの福田界隈は良い情報が無く、ツ抜け（10尾以上）する事が難しい日が続いていて大会当日が心配だった。
昨日の疲れも取れないまま朝3:30を迎え効いているのか解らないドリンクを飲み「いざ！出陣」。現着すると西風が強い、そして5月中旬なのに「寒ぶっ～～っ！」「オイ、オイっ！合羽なんか着てお前頭大丈夫か・・・」って位に寒い。受付を済ませNo1～No90迄が本部から東エリア、No91～が西で私はNo131で西のエリアとなりそこそこ釣果が得られるエリアである。
「東は数匹・・・。西は4～6匹有れば当確じゃない？」っと予測を立てながらのスタート時間となり前日の足を庇い目的ポイントに到達し混み合う中、近場攻めするがフグの猛攻に耐えられず少し西に移動し1尾・・2尾と稼ぐ、周りを聞き、気にするが同じような状況でやはり5尾はキープしたい所。

終了時間も迫る中、飛び交う情報は「9～10尾以上釣る者居るぜ・・」西風強まる中やっと6尾揃え本部に帰着するとボーダー、私のエリアは5尾、西は3尾だった。 どうにかセーフで2回戦突入。しかし風は相変わらず吹き海は良いとは言えぬ状況でスタートに入るがクジ運悪く最後尾近くのスタートで釣れそうなポイントは無理！！
そこで「魚を分け、風でトラブルより・・」っと開き直り右瀬切れ目を釣り座とした。やはり当たりはフグとゼンメのみで本命に嫌われっぱなしであり、左に移動、遠投しようにも腕力の無さとこの風、「剛力ちゃん有ればなァ・・」いいのに。時間ばかりが無情に過ぎて行き、終了間際の15分前の回収で2連の鱚「ミラクルっ！！」これにはギャラリーびっくり！未だ時間有り、最後の１投に「剛力っ！！」っと渾身の力で投げ回収するが・・精も根も、そして運も使い果たしまたしても惨敗。ザ・ン・パ・イ。

今回の連日連戦で疲れは有ったものの、成績は残せなかったが、自分なりの成果があって楽しめた。前日では3人で参戦、今回は6人の会員と2回戦まで勝ち進み 結果、難波会員の予選1位、決勝ラウンド2位の獲得の好成績で大会終了。
よし！トーナメントに火が付いちゃったぜ！！

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。