まだ水温が低く厳しい状況が続いているが、キスの顔が見たくなり3月25日、和歌山県田辺市文里（もり）港に釣行した。釣り場に到着したのは午後2時で、夕方までのジアイでキスを狙うことにした。港の入り口付近に停泊している巡視船の右横で釣りを開始すると、1投目にキス24cm、2投目に同22cm、3投目に同17cmが3連続でヒットし、久しぶりのキスに感動した。

タックルはダイワトーナメントサーフII27号405、リールはトーナメントサーフ35 ,オモリはＬ型全遊動オモリ20号、スナズリ・モトスともにフロロカーボン3号通しで1.6m、それに篭定必殺キススペシャル6号（エダス間隔36cm）50連結をカットして2本バリで使用（仕掛け全長は約2.3m）。

この低水温期のキスを釣るテクニックとしては、オモリを投げ込んで仕掛けを落とし、オモリの着底と同時に竿を手前に2cmほどあおって仕掛けを伸ばし、しばらくは仕掛けを動かさずにアタリを待つというスタイルが有効。竿は手に持つか、竿立に置いてアタリを待っても良い。この時期のキスは活性が低く、仕掛けを引いてもなかなか餌に食いついてこないので、仕掛けを落とし込んだ時に食わせると良い。

この場所はマダイやチヌも狙えるポイントで、もう1本の竿にはチムシというエサを付けて投げ込んだところ、竿先がグーッと入ってキビレ33cmがヒットした。キビレ用に使ったオモリは30号L型テンビン（片テン使用）、仕掛けはフロロカーボン3.5号通し全長2.4m、ハリはチヌバリ黒5号1本バリ。これから水温が上がればマダイを含め好釣果が期待できる。

野村様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。