全国の投げ釣りファンの皆様、いつもお世話になりまして、ありがとうございます。店主の寺田弘孝です。毎年恒例のダイワさん投げ試投会ですが、3月30日（土曜日）に神奈川県、酒匂海岸にてスタートしました。熱心な投げ釣りファンの皆様がなんと130名も参加されたとのことでした。

そして、翌日の3月31日（日曜日）には、遠州灘は福田海岸で投げ試投会が開催されました。当日はくもり、風もなく最高のコンディションだったのですが、11時頃から雨が降り出し、遠くで雷もということで、残念ながら一時間の早上がりとなってしまいました。

今回の注目は、なんといっても2013年度の新製品「サンダウナー コンペティション」です。参加者の皆様は、注目の新製品を中心に、お目当ての投げ竿を熱心に投げておられました。その模様は動画に収めましたので、後日アップさせて頂きたいと思います。お楽しみに！！

さて、「サンダウナー コンペティション」ですが、参加の皆様の感想を伺いますと、
「前作（サンダウナー コンペティションII)より硬く感じます。」
「前作より反発（戻り）が早くなったように感じます。」
「前作より遠投性能が向上したように感じます。」
といった感想が多かったです。ただ、その反面、
「前作より投げやすくなりました。」
「前作より竿が曲がっている感じがします。」
「前作より柔らかい感じがします。」
といった正反対の感想も一部ございました。
はてはて？正反対の感想が出るのは何でだろう～？
そうなんです。今回の「サンダウナー コンペティション」の試投竿のガイド位置が前作と違うのです。今回の試投竿は、2番節に元ガイドが1個なのですが、（43号-415のみ2個ですが）前作は2番節にガイド2個が、ダイワさんの推奨ガイド取付でございました。

「サンダウナー コンペティション」こだわりの2番節に元ガイド1個のみですと、例えば、31号、33号であれば、投げ釣り経験者が投げれば、どなたが投げてもすんなりと元ガイドまでは綺麗に曲がります。元ガイドまで曲がってくれれば、あとは「サンダウナー コンペティション」の持つ優れたポテンシャルで、オモリを6色（1色25m、力糸はカウントせず）以上まで運んでくれます。ただ、もちろん35号以上になりますと、すんなりと元ガイドまで曲げるのは大変ですが・・・
結果、2番節に元ガイド1個のセッティングのおかげで、
「前作より投げやすくなりました。」
「前作より竿が曲がっている感じがします。」
「前作より柔らかい感じがします。」
といった感想が出て来たのです。

ただ、遠投＝ロッドをリールシート部分までしっかりと曲げ込むことですので、8色以上を目指す釣人には、2番節に元ガイドを含むガイド2個のセッティングをお勧めします。
8色キャスター、9色キャスターの皆様にお伺いしますと、「サンダウナー コンペティション」は、2番節に元ガイドを含むガイド2個のセッティングの方が、ロッドをリールシート部分まで曲げやすいとのお話でした。

試投会の結果、今回の「サンダウナー コンペティション」は、前作より硬く、さらに反発（戻り）が早くなっておりますので、実釣では、31号-390、31号-405で十分でございます。さらに飛距離をと言う釣人には、33号-390、33号-405なのでしょうが、35号以上の剛竿となりますと、使いこなすのは非常に難しく、限られた釣人のみだと思います。

「サンダウナー コンペティション」へのガイド取付の当店としての方針が決まりました。

※ロッドをリールシート部分までしっかりと曲げ込む自信がない釣人、非力な釣人、年配の釣人には、今回のダイワさん推奨・・・「2番節に元ガイド1個」・・・をお勧めします。

※ロッドをリールシート部分までしっかりと曲げ込む自信がある釣人には、従来通り・・・「2番節に元ガイドを含むガイド2個」・・・をお勧めします。

次は、「スカイキャスター385シリーズ」です。基本的な長さ4.05mから20cm短くなることで、軽くそして機動性に優れた投げ竿が出来上がりました。実釣では、30号-385でバッチリOKですが、33号-385も投げやすかったですよ～こちらもお勧めです。

そして、「キャスティズムT（振出）」です。ズバリ、「軽い」ですね～そして、385の長さと振出ということで、機動性は抜群ですね～。27号、30号は遠投性能を備えておりますし、25号以下は、軽いシンカーで色々な投げ釣りを楽しむには持って来いですね。

最後に、「トーナメントサーフ45」です。実際にシンカーを引きずっての巻心地はバッチリで、カラーリングも「サンダウナー コンペティション」にはマッチしますね～。ただ後は、マグシールドと強化パーツにより、耐久性能がどれだけアップしたか？こちらも欲しい1台です。

今回の福田海岸投げ試投会参加者は98名とのことでした。参加者の皆様、撮影にご協力頂きました皆様、ほんとうにお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
そして、ダイワスタッフの皆様、準備から撤収まで遠路はるばるで、ほんとうにお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。また、来年も楽しみにしております！！