全国の投げ釣りファンの皆様、いつもお世話になりまして、ありがとうございます。店主の寺田弘孝です。さて今回は、大阪まで遠征してきました。 そう、皆様お待ちかねの「フィッシングショーOSAKA 2013（2月1日～3日開催）」です。以下に、店主注目の新商品をいくつかピックアップさせて頂きましたので、ご覧頂けたら幸いです。

DAIWA/ダイワ

今年のグローブライド（ダイワ）さんの投げ釣りコーナーは、充実しておりました。

まずは「サンダウナー コンペティション（ストリップ）」です。

2010年頃より、実釣でのサンダウナーコンペティションIIの良さが、全国の投げ釣りファンの皆様に認知されてきたのですが、 2012年には生産終了となってしまいました。2013年、いよいよコンペIIIかという期待の中で発表となりました・・・その名も「サンダウナー コンペティション」・・・
投げ竿ですので、実際にシンカーをセットして投げてみないと、コンペIIとの違いそして良さは分かりません。素振りした感じは、コンペIIと同様、曲げてからの戻りが非常に早いなあとの第一印象でした。昨年、プロトタイプを使われたテスター様が居られましたので確認させて頂きましたが、「竿を曲げてからの戻りが早いですね～。良～く飛びます。キスのアタリも良く分かり、感度も最高ですわ～」とのお言葉でした。コンペIIに「Xトルク」が加わり、さらに進化しているようですね。

実釣での店主の一押しは、やはり31号-405S・Qです。これを使いこなせば7色（力糸をカウントしない）までのキスの引き釣りは可能だと思います。ただ、8色からの引き釣りを目指すには33号-405S・Qになるのですが、これを使いこなすのは手強いです。そして、さらに8色以上からの引き釣りとなりますと、35号-405S・Q、40号-405S・Qが必要になりますが、こちらを使いこなすのは、さらに非常～～に手強いです。
ロッドをリールシート部分までしっかり曲げ込んで投げることで、そのロッドの性能が100%引き出されます。ご使用者の年齢、体力、投法、そして、自分は何を目指すのか？（楽しく快適なキス釣り？飛距離？）等、じっくりご検討頂き、ロッド選びをしてください。

来る3月30日（土曜日）の神奈川県、酒匂海岸をスタートに、翌31日（日曜日）には、静岡県の福田海岸と、順次、全国各地で、投げ試投会が開催予定ですので、是非参加して、ロッドのポテンシャルを体感してみてください。

篭定オンラインショップでは、4月発売予定の「サンダウナー コンペティション（ストリップ）」のご予約を受け付けております。
【予約注文商品】サンダウナー コンペティション（ストリップ）の詳細はこちら

次は、「トーナメントサーフ45」です。

2008年発売のトーナメントサーフZ45がついにチェンジです。フルモデルチェンジでなかったのが残念でしたが、従来のボディをベースに独自の「マグシールド」が搭載され、防水性能と防塵性能が格段にレベルアップしたようです。加えて、内部部品を見直し、大幅な強度アップを実現したようで、45ファンにとっては非常に嬉しいことであります。
実際にリールを回転させたのですが、回転のスムーズさが若干レベルアップしているようにも感じました。遠投そして手返し重視の釣人は、ギヤー比4.1の【06PE】を、スローで繊細なキスの引き釣り重視の釣人は、ギヤー比3.6の【LG06PE】をお選び下さい。こちらも、全国各地で投げ試投会が開催予定ですので、そのポテンシャルを体感してみてください。

篭定オンラインショップでは、4月発売予定の「トーナメントサーフ45」のご予約を受け付けております。
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次は、「トーナメントサーフ45QD」です。

こちらも従来のトーナメントサーフZ45QDのマイナーチェンジバージョンです。従来のボディをベースに独自の「マグシールド」が搭載され、防水性能と防塵性能が格段にレベルアップしたようで、加えて、内部部品を見直し、大幅な強度アップを実現したようです。結果、「クイックドラグ」搭載の最高峰リールとなりまして、大物マニアには是非とも欲しい1台ですね。

一つ楽しい使い方をご紹介させて頂きます。当店の青スプール「(B2)スプール」が装着可能でありますが、その交換方法はスプールチェンジのみでOKです。当店の青スプールを装着しても、45QDの純正スプールノブはそのまま使用できます。45QDは、純正のクイックドラグスプールを装着すれば、本来の大物狙いのリールとして、また、当店の青スプールを装着すれば、キス引き釣り用の最強リールに早替りです。

こちらも、全国各地で投げ試投会が開催予定ですので、そのポテンシャルを体感してみてください。

篭定オンラインショップでは、4月発売予定の「トーナメントサーフ45」のご予約を受け付けております。
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次は、「スカイキャスター385シリーズ」です。プロキャスター385シリーズで実証されました実釣時のショートロッドの機動性の高さですが、プロキャスターでは無かった30号、33号も新たに加わり、釣人の選択肢が広がりました。メインは、スカイキャスター30号-385・Nだと思いますが、6色前後からの楽しいキスの引き釣りを約束してくれそうですね。

こちらも、全国各地で投げ試投会が開催予定ですので、そのポテンシャルを体感してみてください。

篭定オンラインショップでは、4月発売予定の「スカイキャスター（メーカー完成品）/新規追加4機種」のご予約を受け付けております。
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次は、「キャスティズム T（振出）」です。こちらは、従来品のフルモデルチェンジで、「Xトルク」を装備し、「遊動Kガイド」を装着し、格段に進化したようです。あらゆる投げ釣りに対応してくれて、尚且つ、コストパフォーマンスに優れた逸品ですね。

こちらも、全国各地で投げ試投会が開催予定ですので、そのポテンシャルを体感してみてください。

篭定オンラインショップでは、4月発売予定の「キャスティズム T（振出）」のご予約を受け付けております。
【予約注文商品】「キャスティズム T（振出）」の詳細はこちら

次は、「D-MAX シロギス 90本入り徳用SS 投魂T-1とT-2」です。

従来のキス鈎、投魂T-1/T-2に独自の「SaqSas加工」（フッ素コート加工のようなもの）を施して、従来のメッキ加工に比べ、貫通性能を大幅にアップしたとのことでした。キスがエサに触れただけで、鈎がスパっと掛かるイメージなのでしょうか？4号～8号の5アイテム、3月発売予定で大変楽しみな鈎ですね!!この「SaqSas加工」が、投げ釣りファンの皆様に認められれば、鈎の製法自体が根本的に変わるかもです。

そして、このSaqSas仕様の投魂T-1とT-2を、50連結仕掛に組み立てた「50連結仕掛けSS投魂T-1とT-2のノーマルタイプ」も、それぞれ、4号～8号の5アイテム、5月発売予定です。

最後に、「フロートシンカーW」です。

実は、昨年のフィッシングショーで大人気・・・全身ホワイトのフロートシンカーが、発売直前で中止となってしまったのですが、その改良バージョンが発表されました。今回は残念ながら全身ホワイトではありませんでした。「亜鉛製シンカー」と「クーラーと同様の素材で作ったフロート部」をドッキングさせた商品であります。

このような細長いボディーのフロートシンカーは、遠州灘のように潮流が速い釣り場では、コントロールが難しので、日本海のように潮流が少ない静かな釣り場で威力を発揮するのでしょう。5月発売予定とのことで、使ってみたい逸品ですね。

そうそう、付け加えさせて頂きます。「AGS（エアガイドシステム）」です。 独自のカーボンフレームにSiCリングを装着した夢のガイドで、一部ルアーロッドには装着、商品化されております。このAGSが投げ竿に装着されておりました。新生サンダウナーコンペティションのプロトタイプ、長谷川栄治様モデルに装着されておりました。まだまだ未知数な部分が多いようですが、投げ竿専用の「AGS」商品化が楽しみです。

SHIMANO/シマノ

そして、「シマノ」さんの投げ釣りコーナーです。

最初に、毎年話題となります「並継投げ竿キススペシャルの後継」ですが、今年度も無しとのお話でした。ロッド責任者の下野様にお話を伺いましたが、現状のキススペシャルを超えるロッドを目指して、日々、研究、努力されているとのことで、少しは未来が見えてきたとのお話でした。

さて、注目されるリールが2機種発表されておりました。投げ竿と同名で少し違和感がありましたが、「スーパーエアロ サーフリーダーCI4+30と35」です。

「スーパーエアロ サーフリーダーCI4+35」ですが、税抜き定価がなんと26,000円です。商品名の通り、35mmストロークのリールですので、「キススペシャル コンペエディション」や「キススペシャルMg」、そして「フリーゲン」とスプール互換性があります。 もちろん、当店の(L2)スプールや(L)スプールも装着できますので、会場で、実際に(L)スプールを装着してPEラインを巻いてみましたが、大変滑らかでスムーズな回転性能で驚かされました。この価格でこの性能は凄いって思えるような、コストパフォーマンスに優れた素晴らしいリールでした。 スーパースロー5やゼロドボディなどの独自の先進技術が新たに注入されております。

そして、30mmストロークのリール、「スーパーエアロ サーフリーダーCI4+30」ですが、税抜き定価がなんと24,000円の大変コンパクトな投げ専用リールなのです。当店としては、10年ほど前から、シマノさんやダイワさんに、365とか385とかの短い投げ竿にマッチした、コンパクトな投げ専用リールを要望そして切望してきたのですが、それがついに形になったのです。リール責任者の野村様、ありがとうございます!!

ストロークが30mmと、従来品の35mmストロークから5mm小さくなるだけで、全体が非常にコンパクト化され、もちろん、自重も大変軽くなります。（355gと360g）そして、回転性能も素晴らしく、短い投げ竿に非常にマッチした仕上がりになっておりました。
この「スーパーエアロサーフリーダーCI4+30」が投げ釣りファンの皆様に認められれば、「キススペシャルコンペエディション」クラスの30mmストロークエキスパートモデルの商品化も視野にあるようで、そちらも切望されます。

いづれも4月発売予定になっておりますが、是非使ってみたいリールですね。

gamakatsu/がまかつ

そして、「がままかつ」さんの投げ釣りコーナーです。

注目の新商品は「手返しキス」です。

最速の手返しを実現するために、鈎をつまみやすくということで、軸のチモト部分に平打ち加工してくれましてた。加えて、独自の「ナノスムースコート」（フッ素コート加工のようなもの）を施して、従来のメッキ加工に比べ、貫通性能を大幅にアップしたとのことでした。
4号～8号の5アイテム、3月発売予定とのことで、こちらも楽しみな逸品ですね。この「ナノスムースコート」が、投げ釣りファンの皆様に認められれば、鈎の製法が根本的に変わるかもです。

そして、この「ナノスムースコート」仕様の「手返しキス」を、50連結仕掛に組み立てた「手返しキス50本仕掛　極小金ビーズ仕様」も、4号～7号の4アイテムで発売予定です。

Fuji/冨士工業

最後にご紹介するのは、「冨士工業」さんのブースです。

参考出品ではありましたが、「トルザイトリング」が注目です。現状のSiCリングのパッと見半分位の体積で、強度はSiCリングと同等位との説明でした。
撮影禁止となっておりましたので、皆様にお見せできないのは残念でしたが、ガイド重量の軽量化が実現できる楽しみな逸品ですね。

富士工業さん的には、商品化、価格等詳細は未定というお話でしたが、すでに、シマノさんのルアーロッドには装着されて発売予定になっております。実釣での検証が非常に楽しみですね!!

以上、簡単にご紹介させて頂きましたが、2013年も楽しみな新製品がたくさんございます。キスの投げ釣りシーズンが楽しみですね!!