報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
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ホーム投げ釣りに関する情報が満載!! > 週間投げ釣り情報 > 「第45回報知キス釣り選手権」予選・鳥取予選10人通過
報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
鳥取予選を通過した(前列左から)山崎、小林、高井、川上、増田(後列左から)藤岡、渡辺、廣瀬、島野、塩崎の10選手。(Photo by 報知新聞)
「第45回報知キス釣り選手権」予選が24日に徳島・北の脇、25日に鳥取・弓ケ浜の海岸で行われた。真夏を思わせる快晴のなか、徳島予選からは上位7人、鳥取予選からは同10人(いずれもシード権保有者を除く)が決勝大会(9月7日、鳥取・弓ケ浜)への出場権を獲得した。
《主催》報知新聞社
《後援》全日本サーフキャスティング連盟
《協賛》(株)サンライン
《協力》ダイワ(グローブライド(株))、キリンビバレッジ(株)、東邦産業(株)
鳥取予選には、地元の鳥取や関西からだけでなく、九州や関東からも含めて96人が参加した。いつもながら今大会への関心の高さがうかがえる。
天気は晴れ。追い風で海はベタナギ。前日(24日)も暑い一日だったので、かなりの好釣果が期待された。
実際、私が前日の午後に試し釣りをすると、短時間で18センチまでのキスが17尾釣れた。しかし、ふたを開けてみると自然は甘くなかった。
開始1時間後、選手に状況を聞いて歩くと「食いが渋くてアタリがあってもハリに乗らない」、「掛かっても単発が多くて連が少ない」、「海草やゴミが仕掛けに付いてくる」という言葉が返ってきた。水温がまだ低いせいなのか、エソやダツなどのフィッシュイーターが集まって来ているせいなのか、選手は苦戦を強いられた。
早朝は近いポイントで小型を狙って数を稼ぎ、その後、遠投で良型を狙うという攻め方が考えられたが、近場で釣れたのは最初の1、2投だけ。その後はアタリがあってもハリに乗らず、掛けても途中で外れてしまっていた。遠投で17~20センチの良型も掛かっていたが、連掛けは少なく、ほとんどが単発ヒットだった。
予想外の厳しい状況のなか、集中力を切らさず辛抱強く43尾まで釣果を積み重ねた、トップの山崎選手は立派だった。
1尾でも多くのキスを釣ろうと努力された全ての選手に敬意を表する。予選を突破した選手には、決勝大会での活躍に期待したい。(鳥取予選競技委員長・野村道雄)
関連情報:おおさか報知
情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄
2014年6月9日月曜日