報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
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ホーム投げ釣りに関する情報が満載!! > 週間投げ釣り情報 > 【1月25日掲載分】寒さに負けず機敏に動いてスズキ61.5センチ…和歌山・紀ノ川
報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
厳しい寒さのなか、紀ノ川河口で61・5センチのスズキを仕留めた大内さん(左)。野村さん(右)も30センチ級の良型シマイサキを釣った。(Photo by 報知新聞)
和歌山市内では強い北西風が吹き荒れ、雪も舞っていた。何も釣れないのでは…と思いがちな状況だったが、意外と魚は活発に動いていた。18日、貝塚サーフの「初釣り大会」に参加、紀ノ川河口へ釣行した。
午後8時前、左岸(海に向かって左)の水門跡に到着。強い向かい風が吹き、とても竿を振れる状況ではない。安全第一を考えて追い風になる右岸へ移動。風当たりの弱そうな紀ノ川河口大橋の上流側に入った。
片テンビン仕掛けに太めのマムシを付け、上流にフルスイング。PE1・5号の道糸が、追い風に乗って気持ちよく出ていった。
道糸が出切ったところでリールのベールを戻そうとすると、バチッ! 魚のアタリではなく、まさかの静電気ショック。驚いたが、めげずに投げていると最初の獲物、42センチのハネが来た。
魚がいることが分かった。サイズアップを狙って投げ続けるが、その後はフグとカニのみ。寒いので早く大物を釣りたいが、時間だけが過ぎていき、ついつい弱気になってしまう。
「干潮は午前2時。魚が食うのは干底か、潮の込み始めかもしれない」
予想は的中。ジアイが午前3時にやってきた。まず25センチほどのセイゴが釣れ、続いてシマイサキの大物、28・9センチ(拓寸30センチ)が来た。紀ノ川では25センチほどのシマイサキは時々釣れるが、30センチ近いものは少ない。
私の釣果は以上の3尾だったが、審査にはキビレやスズキの大物が多数、提出された。竿頭の大内さんは61・5センチのスズキや56・5センチまでのハネを6尾も釣った。好釣果が出た場所は紀ノ川大橋より上流側。右岸、左岸ともキビレやスズキの大物が上がった。
厳しい冷え込みがあっても、場所によっては魚は活発に動いている。十分な防寒対策をして、釣り人もまずは動いてみることだ。(報知APG・野村道雄)
関連情報:おおさか報知
情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄
2014年2月2日日曜日