【開催日】	12月1日（日曜日）
【月例会場】	中田島海岸
【参加者数】	ダービーの部7名とヤッキリ会員、一般30名
【競技時間】	6時半〜
【競技内容】	2尾長寸と最多尾数

12月に入り、季節風（遠州の空っ風）が吹き、いよいよ寒さも増し、「鱚釣り」が遠くなる時期に入って来た。そんな折、我クラブでは終盤に鱚ダービーなる大会を行っている。ここで其の発足理由を少し説明してみるが、年間10回の例会で会員の口から「まだやりたい、今年は〇〇に負けてヤッキリした・・」（※ヤッキリとは遠州では怒れたり、イラついたりする時に出る言葉）の発言からであり、それでは最後に「ひと勝負しよう！っと決まり枠組み作って年間を競い合うか！」が現在に至る。

早春と共に年間行事が出され、会員数の中で1枠3～4名で1組を作り、1～7枠で（年に依って変動あり）1年を競い、その枠の鱚の最多者が枠の代表となり、この時期の大会に臨み戦う。そして、ヤッキリした会員と、遊びに来て頂いた参加者で大会を盛り上げて頂いている。

今年はダービーの部7名とヤッキリ会員、一般30名で中田島海岸にて開催した。
12月1日（日曜日）6:30～日は昇るがやはり寒い。幹事の説明で「選抜は正面右テトラから2つ目テトラ間」の厳しい範囲、そして他30名は「歩ける範囲」である。当然釣れている河口方面に釣り座するが、我々ダービー部の7名は鱚の薄いポイントでの勝負となった。

ここ数日前まで一帯で型を見れたが、水温の低下が進み、このエリアにはフグしか居ないし「ヤッキリするよ！！」ルアー師が多く、時間を置き、空いたスペースに釣り座し1投するが音信不通だ。
「出たか？フグだな・・」そんな会話の中、選手外のキャバさんが、私の横で20cmオーバーを引きだした。「居るね～っ」っと私を含め4選手にやる気を出させた。
しかし時間の経過と共に、鱚の当たり無さに闘志が薄らいで行く自分と、他選手の行動に見られ、場所移動で右テトラ脇に入り、先に攻めている2選手は1尾づつキープしている。この時期の薄い魚影に、仕掛けや、攻めポイントをテトラ帯ギリギリ投入・・等を変へ、鱚ゲットに四苦八苦。

そんな時、「当たり」っとリーリングすると、フグの4連に、本人曰く「誰がこんな釣れない範囲決めただっっ！」っと御冠むりだったが、カメラを向けたら「ニッコリ」が印象的だった。
鱚に逢えず、タイムリミットで竿納し本部に戻ると、良い型持って来るは、数もあるは・・・俺たち「何やって居たの？」やはり河口サイドが数、型が出たようで、「4～6色が良かった」との事である。
この中田島は風も無く、穏かな日々が続いた海況ならば、未だまだ釣れそうな予感がする。

【Derby選手紹介と選抜尾数及び結果】

優勝	佐藤　春夫

枠名	名前	例会尾数	結果
1	笹田	122	0
2	岡本	88	0
3	岡本	146	0
4	鈴木	100	0
5	鈴木	140	0
6	佐藤	120	1（19.5cm）
7	館野	108	1

【ヤッキリ選手】

順位	名前	総尾数
優勝	清水　浩之	11尾
2位	山田　直樹	11尾
3位	大井川　守	10尾

【鱚の大物】

名前	大きさ（cm）
加藤　峰樹	22.5cm

※スーパーピン：中村 實（9.4cm）

鈴木様、貴重な情報を頂きまして、ほんとうにありがとうございました。
心より感謝申し上げます。