2018年9月29日販売スタート
「限定根木式海草オモリ」は、富士工業さんのロングセラー商品「海草天秤」を、オモリ単体に改造した物です。
接続部分はトラブルが無い「涙滴型形状」、シンカー部分は「逆テーパー形状」にしました。
この事で、投げる時にオモリに掛かる空気抵抗が大きくなり、竿にしっかり荷重が掛かります。力糸をしっかり握り、無理せず振り込んで下さい。投げ易さと、見た目より距離は出ると思います。
海底との接地は、逆テーパーが効果を上げ流れにくく成りました。
これはキスが良く回遊するシャローの中の窪み、掛け下がり、波口の窪みに仕掛を止めて待つ、また超微速で引く事を、最大の狙いとしてデザインしたオモリです。
●トラブルが無い、こだわりの「涙滴型形状」
●投げ易い。・・・現行品と比較して・・・オモリが短くて太い
●良く飛ぶ。・・・飛行安定性が良い・・・竿に乗りが良い
●流れにくい。・・・現行品と比較して・・・逆テーパーデザイン
●良く釣れる。・・・針掛かりが良い・・・使いこなしたら最強
●海底の様子が良く分かる。・・・起伏・砂地・砂利・泥
●爆釣天秤(シンカー着脱可能タイプ)に接続して下さい。
●同じ重さの海草オモリと比較すると、空気抵抗が大きく竿にしっかり荷重が掛かります。力糸をしっかり握り、無理せず振り込んで下さい。
●着底したら糸フケを取って、海底の様子を想像しながら引き釣りを開始します。
●変化の有る場所・・・小石や窪み、掛け下がり・・・等のポイントに来たら、仕掛を止めて待つ(仕掛が絡まない程度)また超微速で引くを繰り返します。
●アタリが来たら、道糸を緩めてみる。・・・キスが引っ張る力で竿先が少し曲がる程度にすると、最初に掛かったキスが仕掛を引き、更に誘いになります。ただし、誘いの時間が長過ぎると、仕掛は絡みバナナ状態になりますので、気を付けて下さい。
●キスが濃い場合には、最初のアタリが有ってから次のアタリまでの間隔が短ければ、仕掛を早めに引き、間隔が長ければ、仕掛を止めて待つか、超微速で丁寧に引くようにして下さい。
●アタリが有ったポイント(距離)を覚えておき、次の投入は、少し遠目に投げて、同じポイントをトレース出来れば、好釣果につながると思います。
【作者の実釣使用感/2018年9月23日】
限定根木式海草オモリ27号と30号を実釣で試しに舞阪海岸へ行く。
竿はトーナメントプロキャスター30号、リールはトーナメントサーフ45に篭定青スプール、道糸0.6号PE、天秤は爆釣天秤4プラス、4点仕掛と5点仕掛。
大潮でかなり潮が引き、浜が平らで投げ良かったためか6色半〜6色が無理なく飛ばせ気分は良かった。
キスが19匹釣れて、合格(15cm以上のキス)は13匹でした。
30号は重い分、27号の距離は楽に飛ぶと感じがしました。
【作者の実釣使用感/2018年9月14日】
無改造の23号・25号の海草天秤では、投げた時の竿に掛かる荷重が少なく、投げ感が物足りない。釣りでも海底を引いた感触、底の様子をとらえにくい(引くのは軽い)などパンチが効かない・・・。使用する竿との相性も大きな要因と思います。
今回使用した竿は、がまかつの古い25号に2連ガイド25-12とボーンガイドの9点仕様。
リールは、トーナメント35に篭定青スプール、0.8号PE、力糸は1〜5号(テーパーの太い方をカット)
天秤は爆釣天秤4プラス、4点仕掛と5点仕掛。
限定根木式海草オモリ23号では、投げ感はしっかり竿に荷重が掛かり、距離は5色の終わりから6色の始めまでは安定良く飛んだ。
限定根木式海草オモリ25号に替えると、重い分同じ距離までは23号に対して楽に出る。
引き感は、海底の砂紋が分かりやすく、止める位置、引く位置の判断が楽に出来る。
アタリに対する感度は、根木式爆釣フロートシンカーを付けた場合ほどではないが、十分なレベルと思う。(天秤の効果の方が大きいかな)
この日あたる距離が遠く、25号竿ではちょっと無理。ここまでに合格キスばかり3匹。
竿をトーナメントプロキャスター30号、リールは45に替え、0.6号PE、オモリは限定根木式海草オモリ27号で6色半ほど、いきなりあたり、調子良く釣れる。
投げ感は荷重がしっかり掛かり距離も十分に出る。引き感はムクオモリ的です。
砂紋に掛かる感触も十分な範囲だと思う。