先週の遠州灘は北西の冷たい季節風が吹き荒れ、沿岸の海水温が下降するとともに、キスの釣果も減少してきました。中田島海岸～舞阪海岸にかけての浜松前浜一帯では、キス一桁台の釣果が続き、10匹以上釣るのは難しかったです。

そんな中、冬のキス釣り場の一つであります渥美半島の若見（わかみ）海岸（赤羽根漁港の西）では、キスが連日良く釣れました。半日釣って、キスの釣果は多い方で50匹以上と絶好調で、ポイントは5色前後が中心でした。12月9日（木）までは、15～20cmの良型キスが多かったのですが、週末は、釣り荒れた感じで、15cm以下の小型キスが中心となりました。

【写真A】は、浜松市の鈴木様から頂いた携帯画像で、12月8日（水）に若見海岸にて釣り上げたキス51匹を写したものです。

あと、当店から近い冬のキス釣り場に、天竜川河口の両サイド、つまりは、浜松側の三軒屋海岸～江ノ島海岸にかけての一帯と、磐田側の駒場海岸～平松海岸にかけての一帯があります。
その内の一つ、平松海岸にて、12月12日（日）、浜松サーフF.C様が12月の例会を開催しましたので、お邪魔させて頂きました。

当日の遠州灘は、晴天、海はベタ凪、少し西よりの風が強かったのですが、投げ釣りに支障は無く、冬の遠州灘としては投げ釣り日和でした。

遠州灘の潮回りは、小潮で、満潮が10時9分、干潮が16時2分でした。そして、気になる海水温（波打ち際）ですが、午前8時に計測した時には「15.5度」で、ついに「16度」を下回っておりました。キスの食いが心配されましたが、ここ3日ほど、低めの海水温で安定したおかげか、キスも低めの海水温に慣れたようで、エサに反応してくれました。

私がお邪魔したのは、午前7時30分から8時30分のわずか一時間程でしたが、15～20cmの良型キスを数確認できました。

ポイントは3色以内で、沖の海水温は「18度」ありますので、このように限られた釣り場所では、まだまだキスの投げ釣りOKです。