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投げ釣りに関する情報が満載

報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。

  • 週間投げ釣り情報

    【報知新聞 週間投げ釣り情報 第46回報知キス釣り選手権】

    名人戦で山村名人2度目防衛

    投げ釣り情報写真

    2度目の防衛に成功し、会心の笑みでカップを持つ山村名人。(Photo by 報知新聞)

    「第46回報知キス釣り選手権・名人戦」は6日、徳島・北の脇海岸で行われた。鳥取、徳島両予選の代表、昨年大会上位のシード選手、歴代の選手権優勝者、歴代名人ら42人が参加。選手権は瓜生浩二選手(48)=キス研大阪=が初優勝。続いて行われた名人戦では山村満也名人(54)=徳島鱗友サーフ=が2尾差で接戦を制し、2度目の防衛に成功。3期連続名人となった。


    雨中の激闘だった。2時間の名人戦。1時間の場所交代の時点でその差は2尾。後半に入っても接戦は続いた。互いに連で掛からずジリジリした展開。最後までどちらに転んでもおかしくない状況だったが、リードを許すことなく逃げ切った。「どちらが勝ったか分からなかった。勝因は運です」と山村名人。雨と汗でぬれた顔をぬぐい、謙虚に言った。


    朝から不安定だった天候は、名人戦が始まる正午過ぎにはさらに悪化。時折強い雨が降り、風が強まるとともに波も高くなった。波口では砂に交じってゴミ、海草が巻き上がった。「普段はこんな時に釣りはしない」と苦笑いしたが、そこは30年近いキャリアを持つベテラン。「大会では何度も経験がある。どしゃぶりの中でもやったし、台風が近づいて暴風雨の時もあった」と集中力を切らすことはなかった。


    悪天候の中でどう釣るか。「海が荒れたらキスは動き回る」。作戦はポイントを幅広くサビくことだった。瓜生選手よりやや遠投してキスがいないか確かめながら巻いてきた。仕掛けも「原点に戻って」L型テンビンを使用。「小さなキスはL型のアームを使う方が掛かりやすいし、悪天候の時はやりやすい」


    エリアは海水浴場南側の約80メートルを2等分。じゃんけんで勝って海に向かって右側に入った。これが正解だった。3投目に4連。「アタリがブルブルッと来たから、ためて追い食いさせた」。この一投が大きかったが、最後まで1尾、2尾を粘り強く拾っていったのが勝利につながった。


    昨年の増田信幸選手に続いて仲間の挑戦を退けた。「瓜生さんにはクラブの新年会に呼ばれて、そこで挑戦に来いと言ったんですが、本当になって」とにっこり。「これからもいろんな人に挑戦してほしい。それで自分も大きくなれる」。名人は早くも3度目の防衛をにらんでいた。(深尾 卓司)


    あと1尾、2尾が遠かった。「連で掛からない。連でこないから…」。瓜生選手はうめいた。投げども投げども掛かってくるキスは1尾。2尾釣れたのも3度だけだった。さらには取り込みの段階でハリが外れ、波にさらわれてしまったのが2尾。ほんのわずかな差で名人位に届かなかった。


    それでも1回戦から計6時間、雨でびしょぬれになりながら戦いきったその顔には充実感が漂った。1回戦と同じブロックだった決勝戦は、目をつけていた場所がズバリ的中。1投目1尾の後、2投目に6連、さらに4連と、3投で11尾のスタートダッシュを決めて逃げ切り、見事に選手権覇者となった。


    今年、キス研大阪を立ち上げて会長に就いた。トーナメントに出始めて10年、選手権5度目の挑戦で念願の初優勝は「記念すべき優勝になった」と喜んだ。「この大会はメンバーが濃い。全国区の人ばかり。だから値打ちがある」という永久シード権を手に入れ、目指すはもちろん名人位だ。


    2位・経ケ阪俊彦選手「決勝戦は最初に入った所で釣れず、瓜生さんの隣に入って最後の20分でバタバタときた。負けたのは残念だが、よく追い上げられた」


    3位・井上文昭選手「1回戦は単発でなんとか数をそろえた。決勝戦は近場を引いたが、最高5連があった。小さいハリで数を狙っていたので全部小さいキスになった」


    ●試合経過
    【1回戦】北の脇海水浴場の南北約1200メートルをA、Bのブロックに分けて、午前6時15分から2時間。天候は曇り時々雨。残り20分ほどは強い雨に。風が吹いて波気あり。Aブロックはツバメコノシロに悩まされる選手もいたが「小さいハリで小さいキスを釣った」健代選手が29尾と断トツの釣果を上げた。Bブロックは鈴木選手が19尾でトップ。「2色以上投げて思ったように釣れた」。各ブロック上位8位までの16選手が決勝戦に進出。


    【決勝戦】1回戦のBブロックを使用し、午前9時から2時間。瓜生選手が2投目に6連を記録したため、同選手の周りに選手が集まる形になったが、前半の貯金が効いて瓜生選手が2尾差で優勝。2、3位は同数だったが、22・6センチを釣った経ケ阪選手が1尾長寸で井上選手を上回り2位に。4位の佐織選手は最長寸の25・3センチを釣った。


    ●野村道雄競技委員長
    「強い雨が降り、風と波もある悪天候の中、これだけ釣れたのは選手の皆さんの技術。名人戦も大接戦で素晴らしい試合だった。互いに独自の釣りに集中していた。厳しいコンディションの中での集中力に敬意を表したい」(報知APG・野村道雄)

    関連情報:スポーツ報知

    情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄

    2015年9月12日土曜日

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