報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
【篭定釣具店】究極の投げ釣り専門店を目指した篭定釣具店のWebサイトです。投げ釣りをもっと楽しく、もっと快適にするために、とことんこだわったオリジナル釣具と情報を、提供し続けております。
ホーム投げ釣りに関する情報が満載!! > 週間投げ釣り情報 > 【8月21日掲載分】ニガ潮消えてキス活発22尾…大阪・阪南港
報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
大阪・阪南港の白灯波止。小型主体ながらもチョイ投げでキスがよく釣れた。(Photo by 報知新聞)
お盆休みが始まった13日、渋滞や混雑を避けてノンビリとキス釣りがしたくなり、自宅近くの大阪・阪南港白灯波止(岸和田市)へ出掛けた。
午前9時過ぎに家を出発。「Tポート貝塚店」(TEL0724・30・1091)でイシゴカイを購入した。釣り場に着いたのが午前10時前。餌店の話では、「白灯周辺でのチョイ投げでキスが釣れ、一時は型の良いキスが上がった」とのこと。また、「サビキ釣りでもアジに交じってキスが掛かることが多い」そうでアミエビなどの軟らかい餌を好んでいるのかもしれない。
波止の先端近くには先客が入っていたので、足場の良い波止の付け根で竿を出すことにした。 15号の半遊動テンビンに2本バリ仕掛けを付けて40メートルほど先にキャスト。仕掛けがなじんでから、ゆっくりサビくと1色の途中、30メートル付近でアタリが出た。連続したアタリなのでキスではなさそう。上げてみると案の定、小型のチャリコだった。
1投目に他魚が釣れたのでちょっと弱気になったが、気を取り直してキャスト。今度は竿を大きく引きこむアタリが出た。慎重に巻き上げると17センチのきれいなキスだった。
岸和田や貝塚では7月末から8月初めまではニガ潮がきつくてキスはほとんど釣れなかったが、台風11号が海をかき混ぜたせいかニガ潮は消え、魚は活発に動いていた。
力糸が海面に出始めた駆け上がりがポイント。
その後も30メートル~竿下のポイントを攻めた。午後3時の納竿時には、小型が主体だったが17センチを筆頭に22尾の釣果になった。特に良かったポイントは、力糸が海面に出始めるところ(20メートル付近)で、ちょうど駆け上がりになった場所だった。
また、いつか使ってみようと思って携行していた食紅を試しに餌に付けてみた。付けていない時にはチャリコが交じったが、食紅付きだとキスばかりが釣れるようになった。効果は多少あったと思われるが、難点は指や手も真っ赤になること。皆さんもいろいろと工夫してキス釣りを楽しんでほしい。(報知APG・野村道雄)
関連情報:おおさか報知
情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄
2014年8月29日金曜日