報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
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報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
鳥取予選
鳥取予選の上位9選手。(前列左から)木谷、大林、松岡、水野、(後列左から)横山、花田、武之森、山崎、佐藤の各選手。(Photo by 報知新聞)
決勝大会は9月8日「第44回報知キス釣り選手権」予選が25日に徳島・北の脇、26日に鳥取・弓ケ浜で行われた。両予選のシード権保有者を除く上位8位までが勝ち上がり、徳島予選からは健代利夫選手(キス研鳥取)ら13人、鳥取予選は佐藤大輔選手(チーム磯ノ浦101)ら9人が、9月8日の選手権(徳島・北の脇で予定)進出を果たした。
鳥取9人通過 鳥取予選は、地元の鳥取はもちろん、西は山口、東は新潟から72人が米子市の弓ケ浜に駆けつけ、晴天の下で行われた。
釣果は、昨年のような爆釣はなかったものの安定。好天が続き、キスの食いが上がったものと思われる。良型が交じり、参加者はキスのアタリを楽しんでいた。
エリアの左半分はキスの食いが渋くて単発のヒットが多く、数が伸び悩んでいた。キスの天敵であるマゴチ、ダツ、ウミウがいたようで、神経質になったキスに選手は苦戦していた。
一方、右半分、特にその中央部分では釣果は順調。開始早々には1~3色(1色は25メートル)で6連、7連のヒットがあり、食いが少し落ちてからは5色で良型を含めてコンスタントに釣れていた。
釣技もさることながら、広い釣り場範囲のどのポイントに入るかで、釣果は大きく左右される。ポイント選択は賭けでもあり、この釣りの難しいところだが、未知なるがゆえの楽しさでもある。
上位入賞した2人の仕掛けを紹介するので、参考にしてほしい。
トップの佐藤選手はモトス1・5号、ハリス0・8号(いずれもサンラインのVハード)、ハリは秋田キツネ3~5号を30センチ間隔で8~12本。
3位の武之森選手はモトス1・5号(サンラインのベーシック)、ハリス0・8号(サンラインのエステル)、ハリはファーストキス4号10本とキススペシャル5号11本。
決勝大会進出を決めた選手が、名誉ある選手権でも活躍することを期待している。(鳥取予選競技委員長・野村道雄)
徳島予選
徳島予選の上位12選手。(前列左から)曽根高、中橋、大下、武市、福田、八木、(後列左から)田中、山村、小町、川上、廣瀬、健代の各選手。(Photo by 報知新聞)
徳島13人通過 徳島・阿南市にある北の脇海岸には、遠くは神奈川、富山、愛知などから76人が参加。昨年同様に無風、曇天、なぎ、満潮という最高の雰囲気には恵まれたが、内容はかなり変わった趣を呈した。
午前6時のスタートから悲喜こもごも。3キロに及ぶ海岸の南半分では、キスは全く不調。ハリにぶら下がってくるのは、10センチほどのネズミゴチが大半だった。
期待の大きかった中央部では、ぼつぼつキスが掛かったが、10センチに満たない小型がほとんど。ここでもネズミゴチに悩まされた。
そんななか、北半分の見能林突堤付近に陣取った選手たちは、試合開始直後から、良型交じりでキスが入れ食いだった。
そんな前半の好不調が最後まで尾を引いた。曇天だった空模様が、後半は夏の空のように晴れ渡り、海は相変わらずのベタなぎ。キスはすっかり食い渋ってしまった。
午前10時に審査開始。型は小さいながらも、全体での数は昨年大会を少し上回った。参加76人の総尾数は3390尾で、1人平均45尾。優勝した健代選手も118尾と昨年を更新。上位13人の平均は71尾という好成績だった。
この日のポイントは、天気が良かっただけに3~4色(1色は25メートル)の遠投が良かったようだ。また、終盤戦を見てまわった私の目の前で、仕掛けにぶら下がったネズミゴチをきれいに外し、そっと波打ち際にリリースしていた紳士がいた。見ていて心がホッとしたものだ。(徳島予選競技委員長・高橋康生)
注)こちらの情報は報知新聞HPに掲載された物です。
予選通過者の情報は「スポーツ報知」のWebサイトより確認ができます。
関連情報:スポーツ報知
情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄
2013年6月11日火曜日