報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
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ホーム投げ釣りに関する情報が満載!! > 週間投げ釣り情報 > 永田選手107尾V!7人予選通過…「第43期報知キス釣り選手権」徳島予選
報知APG・貝塚サーフ会長・野村道雄様による「週間投げ釣り情報」をご紹介いたします。
徳島予選の上位7選手。(左から)金西、廣瀬、梯、永田、岡野、舩岡、田中の各選手。(Photo by 報知新聞)
「第43期報知キス釣り選手権」予選が26日に徳島・北の脇、27日に鳥取・弓ケ浜で行われた。徳島予選は永田純一選手(チーム磯ノ浦101)ら7人、鳥取予選は田中義一選手(TEAM HIOKI)ら15選手が9月9日の選手権(鳥取・弓ケ浜)出場を決めた。
《主催》報知新聞社
《後援》全日本サーフキャスティング連盟
《協賛》(株)サンライン
《協力》キリンビールマーケティング(株)、グローブライド(株)、東邦産業(株)
徳島予選の会場、阿南市北の脇海岸は、無風、曇天、ナギ、満潮という最高の条件に恵まれてスタートを切った。だが、昨年は優勝が40尾という低レベルでしかなかったので、今年の予想は50尾程度と踏んでいたのだが…。
この日、延長3キロの会場に並んだ参加者58人のほとんどが、第1投から2、3尾のキスをぶら下げた。これほど好条件のそろった大会も珍しい。
毎年決まったように悩まされる海藻が、ほとんどなかったのもその一つ。その上、中潮の終盤とあって、上げ潮、満潮、下げ潮という絶好のタイミングも味方した。場所にもよるが、ネズミゴチの数もそれほど苦にならない程度。
全体のポイントとしては昨年、多くのシード権者を出した北寄りに人気が集中した。中盤戦を見て回った私の目の前で、ある選手は7尾ぶら下げた。その横の選手は、早朝12本のハリに12尾釣ったという。
南寄りのポイントは、やや低調だったが、何人かはすでに50尾を釣っていた。
中央のポイントは、根ガカリや、ネズミゴチに悩まされながら苦戦する人が多かったが、それに見合うメリットはあった。キスの型が大きいことで、20~25センチ級も交じって興奮の面持ちだった。
そして午前10時。大会本部へ帰ってきた選手らの顔は、一様に輝いて見えた。
優勝の永田純一選手は昨年の倍以上で107尾。準優勝の梯和也選手も101尾。以下89、88、84、80、78尾と、昨年度の成績からは考えられないような釣果が続き、7人が決勝戦への権利を手に入れた。
ちなみに、この日のキスの総数は2987尾。1人平均は54尾。これは、第36回大会の総尾数3192尾、平均57尾に次ぐ快記録となった。(徳島予選競技委員長・高橋康生)
関連情報:おおさか報知
情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄
2012年6月2日土曜日