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    【全国各地の投げ釣りクラブ情報】

    浜松多鱚会会長の鈴木様より、「浜松防潮堤について」ご報告を頂きました。

    2011年3月11日(金)の午後発生したM8以上の「東北・関東大地震」日本中が大パニックを起こし「この先どうなってしまうのか・・」っと不安がのしかかって来た。100年に1度来るか来ないかという地震、そして想像をはるかに超えた未曽有の破壊力を伝え、映し出される映像に人工物のもろさ、そして人命の尊さが伝えられ悲しみに包まれていた。
    そのさ中、とっさに東北地方に居る、釣友の安否が気になり、即連絡した。彼はこの震災が襲う前の数カ月前に宮城県矢本から仙台市内近郊に住まいを移していた。「もし矢本の港付近であれば・・・」っと、本人はのちに話してくれた。「何か困って無いか?大丈夫か?」「水と食料が不足して困っている・・・」っと言う連絡にクラブ会員手分けして、水・レトルト食品を送った。当然、彼の周りでは何らかの被害に遭ってしまった方々も居るようであり、彼自身も人的被害は無かったものの車の損害のみで済んだようである。
    しかし彼は仕事の関係で、地震発生以来今もなお復興に尽力しているようである。


    そんな未曽有の出来事から3年・・・。まだあの衝撃は未だに脳裏に焼き付いている。忘れる事は出来ない。釣りを楽しんだり、遠州灘を拠点に活動している釣り団体や、サーファー等何らかの形で海に携わり活動して、この海を愛する人達が居ると思います。今後あのような悲劇がこの遠州に襲いかかるとも言われる、「南海トラフ地震」の発生で我々のこの地、浜松を破壊されたくは無い!!
    昨年の釣り例会開催時に「中田島に堤防が出来るぜ!!」「駐車場、出入り出来ないぜ」っと一会員が堤防計画の話題を持ちかけて来たが、話題に上がったのはその時だけで、他人事のように話しは遠ざかり終始「釣り、鱚」の話しに皆んな盛り上がっていた。
    しかし熱く語る会員の彼の話に私は耳を傾けてやった。内心「こいつは役所のまわしものか・・?」っと。
    でも、過去数年前のクラブ結成頃の話になるが「釣り愛好家」の数団体が集まり、クリーン作戦と共同で地元の浜の清掃など参加した。当時は4輪駆動車の乗り入れが出来て海岸への出入りは便利だったが、堤防の土砂決壊や砂浜の景観を損ない「轍」によるウミガメの被害報告・・等
    問題化しウミガメ保護団体と共に「お互いの海の共有」に熱く語った時を思い起こした。

    「浜松市による防潮堤計画の減災効果。
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    ここにきて、計画が実行されマスコミ、メディアでも取り上げられ、それにつけての企業、団体また一般市民からの「寄付」も公開し本格化してきた。また、ここ浜松市内の釣り具店さんでも「防潮堤基金箱」を設置している所もあるようで、もし見かけたら、少しでも善意を頂けたら嬉しいですね。海と共存している人達は大勢いる。まして、この愛着のあるフィールド中田島、いや浜松前浜、広く遠州灘。自然の猛威は計り知れないが、いまの景観や人命や財産を守るのは我々の手と心に有る。

    「危機管理総合マーク」海を愛する人達や、地域市民の安全や自然景観が永く保たれ次の世代に受け継がれれば幸いだ。
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    そんな中、我々の様な30人前後の小さな団体、趣味の釣りクラブであるが「少しでも何か役に起てば・・」との思いに掻き立てられた。安全と人命尊重は第一前提で有る事は重々に理解できるが、海を愛する者たちにとって、趣味の世界であるがゆえに堤防建設で「趣味か安全か」を秤にかけ、一部、いや全てを奪われ束縛されてしまうのではないかという一抹の不安は正直有ります。日本三大砂丘のひとつとうたわれ、浜松まつりの開催地として知られる中田島海岸等の景観を損なう堤防建設であってはならない。また、数か所に設けられるであろう駐車場の完備、整備建設を合わせて心から祈りたい。
    我々の出来る事はほんの少し、微力ではあるが賛同して頂ける人達がいて、協力の輪が広がれば幸いです。


    浜松市沿岸域 防潮堤整備の事業が浜松市の目指す「安全で安心して暮らせる地域社会」を実現して頂きたく、津波対策事業基金への目録を寄与致しました。


    浜松多鱚会会長 鈴木康友

    津波対策事業基金への目録を寄与致しました。
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    担当の方々とも意見交換を行いました。
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    浜松市長から届いたお礼のことば。
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    鈴木康友様、ありがたいお言葉を頂きまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。浜松市の防潮堤整備事業をきっかけに、釣人をはじめ、海を愛する者達の協力の輪が広がってくれればと祈ります。先陣を切って頂きました「浜松多鱚会様」の行動力に敬服するとともに、まずは遠州灘、そして全国の釣人も、これに続こうではありませんか!!

    篭定釣具店 店主 寺田弘孝

    関連情報:浜松多鱚会日誌

    情報提供:浜松多鱚会会長の鈴木様

    2014年7月5日金曜日

〒432-8042
静岡県浜松市中区上浅田1丁目11-19
TEL&FAX.053-454-4026

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